今年発売の『ドラゴンボール ファイターズ』も選出、世界最大の格闘ゲーム大会「EVO 2018」のメイン種目が発表

 アメリカのラスベガスにて8月3日-5日に開催予定となっている「EVO 2018」(Evolution Championship Series)のメイン種目が発表された。
 EVOとは、1月末に3日間にわたり日本で開催された「EVO Japan」の本家に当たる、世界最大級の格闘ゲーム大会だ。今回は『ストリートファイター5 アーケードエディション』などおなじみのタイトルに加え、『ドラゴンボール ファイターズ』など新作も複数登場する構図となった。

※今回選ばれた8種目を伝えるEVO公式のツイート。残り1種目はユーザー投票(プレイヤーズチョイス)によって選出される。

 まず選ばれたのは今年1月にアーケードエディション版が発売された『ストリートファイター5』。昨年のEVOにて東大卒ゲーマーとして有名なときど氏がアメリカの新鋭Punk選手を破り優勝、大きな話題を呼んだ。
 また先日のEVO Japanでは、韓国の古豪Infiltration選手が国内の若手ホープ竹内ジョン選手を下して優勝しており、日本と他国、ベテランとルーキーの入り乱れた構図がどう展開されていくのか気になるところだ。

 次に選出されたのは3D格闘ゲームの雄『鉄拳7』。2015年のEVOで日本人のノビ選手が優勝して以来、2016年と2017年のEVO、また先日のEVO Japanも含めてベスト3を韓国のプレイヤー勢が占める展開が続いている。韓国一強の牙城を崩せる他国の選手が登場するのかに注目が集まるだろう。

 このほか、北米では大規模なコミュニティを形成していることで知られる『大乱闘スマッシュブラザーズDX』『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』が選出。両作ともにEVO 2017での大会出場者数は1位の『ストリートファイター5』に次いで2位と3位を占めている。同じく北米で人気の「DCコミックス」を題材にした『Injustice 2』も、昨年から引き続きの選出となった。

『ドラゴンボールファイターズ』
(画像は『ドラゴンボールファイターズ』公式サイトより)

 そして今回最大のサプライズとなったのが、今月発売(海外では1月発売)されたばかりの『ドラゴンボール ファイターズ』だ。格闘ゲームとしては異例のスピードで世界累計出荷本数200万本に到達したことも先日発表されるなど人気は根強く、今回の発表に際してもTwitchなどで正式種目採用を訴えるファンの強い声が見られた。
 ゲーム内容の評判も高く、海外での「ドラゴンボール」そのものの知名度とあわせて考えると、出場選手の数や配信の盛り上がりにおいて、EVO 2018ひいては今年の格闘ゲームの台風の目になるかもしれない。

 このほか、同作の開発を担当したアークに関しては、日本国内に強豪プレイヤーが多いことで知られる『GUILTY GEAR Xrd REV 2』と、今年5月に発売予定の『ブレイブルー クロスタッグバトル』が選ばれ、8枠中3タイトルをアークシステムワークスが開発した作品が登場する形となった。

※EVO公式ツイートより、最終日に決勝戦が実施されるタイトル。

 なお昨年のEVOでは正式種目として採用された『THE KING OF FIGHTERS XIV』や、EVO Japanでは正式種目だった『ARMS』、また昨年発売されたカプコンの『Marvel vs. Capcom Infinite』などは今回は選ばれなかった。
 ただしEVOでは、9つ目の正式種目をチャリティを兼ねたユーザー投票(プレイヤーズチョイス)によって決定する慣例があり、こちらでの選出にも注目したい。

文/Nobuhiko Nakanishi
編集/ishigenn

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著者
Nobuhiko Nakanishi
大学時代4年間で累計ゲーセン滞在時間がトリプルスコア程度学校滞在時間を上回っていた重度のゲーセンゲーマーでした。 喜ばしいことに今はCS中心にほぼどんなゲームでも美味しく味わえる大人に成長、特にプレイヤーの資質を試すような難易度の高いゲームが好物です。
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ニュースから企画まで幅広く執筆予定の編集部デスク。ペーペーのフリーライター時代からゲーム情報サイト「AUTOMATON」の二代目編集長を経て電ファミニコゲーマーにたどり着く。「インディーとか洋ゲーばっかりやってるんでしょ?」とよく言われるが、和ゲーもソシャゲもレトロも楽しくたしなむ雑食派。
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