BBCが『DEATH STRANDING』のドキュメンタリーを公開。小島監督が将来的には映画制作の意欲を語る場面も

 BBCはドキュメンタリー映像「Death Stranding: Inside Kojima Productions」を公開した。これはBBCがコジマプロダクションに3日間に渡って独占的に取材した映像で、小島秀夫監督の最新作『DEATH STRANDING』が完成間近の期間に撮影されたものと思われる。

 なお、この映像は英語圏向けに作られているが、映像で登場するゲームは日本語字幕が表示されており、ネタバレの可能性が含まれている点に注意したい。

 映像では小島監督が『DEATH STRANDING』にかける意気込みを語っており、ゲームを通じて自分のような孤独な人が世界中にいることを知り、今のSNSなどで失われている思いやりを体験してもらいたいと語っている。またドナルト・トランプやイギリスのEU離脱の可能性を念頭に、繋がることや壁を作るこのテーマを感じてもらいたいと語っている。

 他にも小島監督が映像や音まわりの演出をスタッフに指示したり、自身がトレイラーの編集を手掛けている様子など、小島監督の仕事周りの一端を垣間見ることができる。たとえば最後のトレイラーの制作では、どこまで情報を出すかを考え、ゲームを知らない人向けにストーリーや世界観、メッセージ性がわかるように制作。その後に楽曲を決めるのだが、そのとき小島監督はその楽曲をウォークマンに入れて、会社の行き帰りに何度も聞いてイマジネーションを膨らませるようだ。

(画像はYouTube「Death Stranding: Inside Kojima Productions」より)
(画像はYouTube「Death Stranding: Inside Kojima Productions」より)
(画像はYouTube「Death Stranding: Inside Kojima Productions」より)
(画像はYouTube「Death Stranding: Inside Kojima Productions」より)
(画像はYouTube「Death Stranding: Inside Kojima Productions」より)

 またモーガン茉愛羅がコジマプロダクションを訪ねてゲームをプレイする姿も。どうやら彼女自身も、ゲームに何らかの形で出演しているようだ。

 気になる発言としては、コジマプロダクションの映画制作の可能性に触れ、3年から4年後に映画もドラマもゲームもストリームになり、同じ土俵になるので、そこで新しいエンターテイメントをやってみたいと言及。ただ今回はファンが期待しているゲームを制作したとのこと。

 ゲームの完成については「喜びという単語では言い表せない」とまで感慨深い様子を見せている。全世界が注目している『DEATH STRANDING』は11月8日にPS4でいよいよ発売だ。

ライター/福山幸司

ライター
福山幸司
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman
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