MAGES.は、『STEINS;GATE』がテレビシリーズの実写ドラマ化の企画が進行中であることを明らかにした。本作の10周年を祝した「科学ADVライブ S;G 1010th ANNIVERSARY」のなかで発表されたもの。実写ドラマ化は、ハリウッドのスタジオSkydance Televisionが手掛けることが明らかになっている。
📢 特報③#シュタゲ10周年
— 科学アドベンチャーシリーズ公式 (@kagakuadv) January 26, 2020
プロジェクトNo.010
「STEINS;GATE」
ハリウッド実写化企画進行中!https://t.co/uSe67iYr99#科学ADV #シュタゲ pic.twitter.com/khvM6FL0qB
「シュタインズ・ゲート実写版、ハリウッドへ──!」を先ほどライブ会場にて発表しました!しかも制作プロダクションは映画好きな僕が個人的に大好きな制作会社でもある、あのスカイダンス社!
— 志倉千代丸 (@chiyomaru5pb) January 26, 2020
これはホントに…世界がヤバイ!!#シュタゲ #シュタゲ実写版 #シュタゲ10周年 #科学ADV pic.twitter.com/HpRYcGjXdL
『STEINS;GATE』は、2009年に発売された『CHAOS;HEAD』に続く科学アドベンチャーシリーズの第2弾。主人公の岡部倫太郎、もとい狂気のマッドサイエンティスト・鳳凰院凶真が主催する未来ガジェット研究所を舞台に、時間を越えた世界的な陰謀に巻き込まれていく。
秋葉原を舞台に、ネットスラングやオタク用語を駆使した会話やキャラ付け、実際にある都市伝説や陰謀論への言及、「世界線」と呼ばれる時間もののSFを独自に色づけ作風が口コミ的に人気を呼び、さまざまなスピンオフ、続編が発売されているなど人気を博している作品だ。
2011年にはテレビアニメ化されている本作だが、今回、ハリウッドのスタジオが実写化企画が進行中であることが明らかになった。実写化を手掛けるのはSkydance Mediaの子会社Skydance Television。Netflixで配信中の『オルタードカーボン』や、『CIA分析官 ジャック・ライアン』などを手掛けたことがあるスタジオだ。MAGES.の代表取締役社長で、『STEINS;GATE』の企画原案を担当した志倉千代丸氏は、同作がSF作品として実写向きであることの見解を示した。
シュタゲはSF作品としてはかなり実写向きなんですよ。なのでアニメ化はもちろんですが、ハリウッド実写版だって原作執筆段階からもちろん想定……いや妄想?……いや願望かなぁ……とにかく!契約してからこの数ヶ月間、僕がポロリもせず黙っていられたのがまず奇跡(○´・д・)ノ#科学ADV #シュタゲ
— 志倉千代丸 (@chiyomaru5pb) January 26, 2020
どのようなキャスティングや映像になっているのか、また秋葉原やネットスラングなどの設定は踏襲されてるのか、気になるところを挙げていけばきりがないが、続報に期待したい。
また、「科学ADVライブ S;G 1010th ANNIVERSARY」では、『STEINS;GATE 0』をフルアニメ化したゲーム『STEINS;GATE 0 ELITE』の開発の発表、科学アドベンチャーシリーズ最新作『ANONYMOUS;CODE』のPVが公開された。
『STEINS;GATE 0 ELITE』のプラットフォーム、発売日は不明。
一方で、『ANONYMOUS;CODE』のPVでは「舞台は”世界線”から”世界層”へ」と謳い、発売を来冬発売と予告している。PVには『STEINS;GATE』の岡部倫太郎や橋田至のラボメンの姿が確認できる。プラットフォームはPS4、PSvita、Nintendo Switch。なおPSvitaのみ、発売日が未定となる。本作は2015年の発表以来まだまだ謎が多く作品だが、いよいよプレイできる日がくるのかもしれない。こちらも続報を待つことにしよう。
ライター/福山幸司