『ハイドライド』の内藤時浩氏による新作『Newシティヒーロー』がPasocomMini PC-8001用ソフトとして、BEEP専売で3月27日に発売決定

 三月うさぎの森は、『ハイドライド』シリーズを手掛けた内藤時浩氏によるPasocomMini PC-8001用の新作ソフト『New シティヒーロー』を、3月27日にパッケージで発売すると発表した。

 三月うさぎの森が運営する販売店「BEEP」にて専用販売となり、特製紙パッケージとダウンロードカードのほか、マニュアル、オリジナルサウンドトラックCDが同梱される。価格は税別4800円だ。

 『Newシティヒーロー』は、もともと内藤時浩氏がアスキーのプログラムコンテストに投稿していた作品が原型となっている。同作は諸般の事情により商品化されたかった。だがその後、当時のソースを元に動く形のものができた直後に、BEEPがPC-8001と周辺機器PCGを開発機材として提供した結果、『Newシティヒーロー』の開発がはじまったという。

 そのPCGとは、ハル研究所がPC-8001向けに発売していたキャラクター(文字表示機能)を拡張するハードウェア。この周辺機器を使うことによって、『Newシティヒーロー』はより高精細なグラフィックが表現されている。なお、PC-8001をミニサイズで復刻した「PasocomMini PC-8001」と同じく、PCGシリーズのPCG8100が「PasocomMini PCG8100」として復刻されている。

(画像は「Newシティヒーロー For PasocomMini PC-8001|BEEP ゲームグッズ通販」より)

 本作は、『パックマン』のようなドットイート系アクションゲームとなり、プレイヤーはヒーローとなって怪獣から逃げ惑う市民を全員救出するのが目的。パワーエサを取得すると、一定時間無敵になるほか、必殺光線で怪獣を攻撃して、一定時間動きを止めることができる。

 内藤氏以外には、グラフィックで元ベーマガ投稿者のボマーン氏、サウンドでは『プリンセスメーカー』シリーズを手がけた梶原正裕氏、アニメパターンの追加・修正にしおQ氏が携わっている。

(画像は「Newシティヒーロー For PasocomMini PC-8001|BEEP ゲームグッズ通販」より)
(画像は「Newシティヒーロー For PasocomMini PC-8001|BEEP ゲームグッズ通販」より)

 本作は市販はされず、これまでアキハバラ@BEEPの店頭でデモ展示されていたり、一部で配布されるのみだった。また入手できたとしても、動作環境が限られてプレイすることが難しい作品だった。だが、今回、PasocomMini PC-8001用ソフトとして販売されることとなり、敷居はだいぶ下がったといえるだろう。内藤氏はPasocomMini PC-8001用ソフトとして、PC-8001の性能を限界まで引き出した作り直した形そうだ。

 『ハイドライド』でアクションRPGを決定づけた内藤時浩氏による新作というばかりだけではなく、レトロPCの粋を集めた豪華な一作となった。本作はPasocomMini PC-8001の目玉商品となりそうで、ぜひPasocomMini PC-8001本体と同時に購入を検討してみてはいかがだろうか。

ライター/福山幸司

ライター
福山幸司
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman
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