「ニンテンドーゾーン」「ニンテンドー3DSステーション」が2月28日をもって終了へ。マクドナルドでポケモンの配布など、一時代を築いたサービスに幕

 任天堂は、「ニンテンドーゾーン」「ニンテンドー3DSステーション」のサービスを2月28日をもって終了すると発表した。なお、サービス終了後でも、ポケモンセンターや一部店舗のゲーム売り場に設置している無線アクセスポイントで、引き続き無料インターネット接続サービスが利用できるとしている。

 「ニンテンドー3DSステーション」とは、店舗に設置されているニンテンドー3DSに関するさまざまなコンテンツが楽しめる専用機器。TVCMや紹介映像が観ることができるほか、ニンテンドー3DSに関する情報や各種ネットワークサービスの利用方法が画像で確認することができる。
 また「ニンテンドーゾーン」として、ニンテンドー3DS、Nintendo Switchからインターネットを利用したゲームコンテンツが利用できたり、エリアや店舗によっては独自コンテンツを楽しむことができた。

 自宅でWi-Fi環境がないプレイヤーにとっては重宝していたサービスで、店舗に設置されている「ニンテンドー3DSステーション」を目印に、「ニンテンドーゾーン」を使ってゲームの体験版や追加コンテンツをダウンロードすることができた。2014年にはニンテンドー3DS版『ドラゴンクエストX オンライン』がTSUTAYAとコラボしており、ニンテンドーゾーンを使うことによってTSUTAYAクーポンや、ゲーム内アイテムを提供するサービスを実施していた。

(画像は「ニンテンドー3DSステーション|ニンテンドー3DS|任天堂」より)
(画像は「ニンテンドーゾーン|任天堂」より)

 とはいえ、「ニンテンドーゾーン」がもっとも利用されていた時期は、まだWi-Fiが各家庭で十分に普及していなかったニンテンドーDSが全盛期の時代。マクドナルドのサービス「マックでDS」では、ニンテンドーDSと連動してポケモンの配布など、さまざまなコンテンツを目当てにマクドナルドを訪れたユーザーも多く、一時代を築いたといえる。

 なおニンテンドー3DSの新作ソフトは、昨年2019年ではダウンロード専用を合わせて、わずか4本に留まっており、そのうちパッケージ販売されたのは『毛糸のカービィ プラス』『大戦略 大東亜興亡史DX~第二次世界大戦~』のみ。携帯ゲーム機として、ニンテンドーDSからニンテンドー3DSにバトンタッチしていたが、現在、多くのユーザーは、スマートフォンとNintendo Switchに移行しており、ニンテンドー3DSの役目は終えつつあるといえそうだ。

 店舗に設置されていた「ニンテンドー3DSステーション」は、サービスが終了する2月28日を目処に随時撤去されるとのこと。なおサービス終了する2月28日から前倒しで撤去する店舗もあるとのことで、最後に体験しておきたい人は早めに店舗に訪れたほうがよいだろう。

ライター/福山幸司

ライター
福山幸司
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman
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