ポケモンは2月12日(水)、Nintendo SwitchおよびiOS、Android用クラウドサービス『Pokémon HOME』が配信開始されたことを発表した。
『Pokémon HOME』では”すべてのポケモンが集まる場所”をコンセプトに、ハードの垣根を越えて『ポケットモンスター』シリーズで仲間にしたポケモンを預けたり、連携する各ソフトへ連れていくことができる。
配信開始時点では、『Pokémon GO』を除くすべてのタイトルと連携が可能。ただし、『ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ・Let’s Go! イーブイ』、『ポケットモンスター ソード・シールド』はNintendo Switch版の『Pokémon HOME』とだけ連携できる。
Nintendo Switch版の『Pokémon HOME』では、ガラル図鑑に登録できるポケモンをはじめとした、一部のポケモンを『ポケットモンスター ソード・シールド』へと連れていくことができる。また、ポケモンボックスに預けているポケモンの数に応じて貯まる「Pokémon HOMEポイント」を、「BP」(バトルポイント)へ変換する機能も利用可能だ。
一方、iOS、Android版ではポケモン交換や、「ふしぎなおくりもの」の受け取り、バトルデータやお知らせの確認が行える。利用できる機能がそれぞれ異なるため、うまく使い分けるとよいだろう。
ゲーム内には新たな(?)「ダイオーキド」博士も登場。初回起動時には「カントー地方」の最初のポケモン3匹から任意の1匹をもらえるほか、ニンテンドーアカウントとの連携でピカチュウがプレゼントされる。
なお、『Pokémon HOME』には有料の「プレミアムプラン」が存在し、加入することによって、預けられるポケモンの数をはじめとした機能の追加や拡張ができる。料金はいずれも税込で、1か月(30日)360円、3か月(90日)600円、12か月(365日)1950円となっている。
また、2月12日(水)から3月12日(木)までの期間中は、ニンテンドー3DS用ユーティリティソフト『ポケモンバンク』、『ポケムーバー』を無料で利用できるキャンペーンを実施している。
これまでのシリーズで仲間にしたポケモンたちの一部を、『ポケモンバンク』経由で最新作へと連れていくことができる良い機会なので、フリープランを一通り試した後に、プレミアムプランへの加入も検討してみてほしい。
ライター/ヨシムネ