Ysbryd Gamesは、ローグライトホラーRPG『WORLD OF HORROR』の早期アクセス配信を開始した。SteamとItch.io、Xbox Oneにて購入できる。Steamでの価格は1520円。そのほかのサイトでは14.99ドル。2020年第4四半期にリリースを予定している正式版は、PlayStation 4とNintendo Switchでもリリースされる予定だ。
Itch.ioでは日本語化されている無料のデモ版が配布中されている。
『WORLD OF HORROR』は、ポーランドの歯科医師パヴェル・コズミンスキー氏(panstasz)が製作した、1bitスタイルのグラフィックが特徴のホラーRPGだ。『富江』や『うずまき』といったホラーマンガの作家伊藤潤二氏と、H. P.ラブクラフト氏の作品が中心となって生み出されたクトゥルフ神話の世界に強い影響を受けている。
舞台は1980年代の日本のとある町。古き神々が目覚め、世界は滅亡の危機に瀕していた。プレイヤーは異なるバックグラウンドを持つキャラクターを選び、狂気に蝕まれながら病院や古い学校、暗い森といった場所で世界を週末に導く恐怖に立ち向かう。
探索する中でさまざまな敵との戦闘が発生し、攻撃や回避など各行動には行動値が定められている中で、シーケンスバーに収まる範囲でそれらを配置する。
早期アクセス版では、ランダムで起こるイベントは200種、手強い戦闘を乗り越えて解決すべき謎は12種。メインキャラクターは5名とアンロック可能な隠しキャラクターが2名。フルバージョンでは少なくとも20種類の解決すべき謎が用意されているという。
ついに早期アクセス配信がスタートした『WORLD OF HORROR』。早期アクセスの説明ではまだバグが多いゲームだと言うが、すでに2度のパッチが配信されコズミンスキー氏は精力的にアップデートに取り組んでいる。
強烈なインパクトを持つグラフィックとランダム性の強い手強いRPGが好みだという方には、本作はぴったりだろう。
ライター/古嶋誉幸