YoutuberのHard4Games氏が、『ゼルダの伝説 時のオカリナ』の開発段階における内容を確認できる興味深いプロモーションビデオを発見し、発売されたゲームと大きく異なる部分を紹介する動画を公開した。動画の後半ではプロモーションビデオのフルバージョンを視聴することもできる。
このプロモーションビデオは、アメリカに拠点を置きブラジルでも展開されていたレンタルビデオチェーン「ブロックバスター」で、『ゼルダの伝説 時のオカリナ』の予約者向けに配布していたものだという。
まず紹介されたのはハイラル城でのガノンドルフだ。開発版で不敵に笑っているガノンは、製品版では一瞬だけ笑ったような顔を覗かせるだけになった。また、口の表現を中心にさらなるディテールが加えられている。色合いも変わっているように見えるが、これはビデオの映像ソースによる発色の変化かもしれず、判断は難しいところだ。
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(画像はYoutube「FOUND! New Zelda: Ocarina of Time VHS w/ Beta Footage!」より)
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(画像はYoutube「FOUND! New Zelda: Ocarina of Time VHS w/ Beta Footage!」より)
はこのほかにも比較動画では、デクの樹サマのダンジョンのボス、ゴーマ戦の直前のリンクやハイラル城で出会うゼルダ姫などのキャラクターが紹介されている。どの部分でも、よりよい方向に変更されていることが見て取れるはずだ。
システムにも変更が加えられているようで、開発中は指笛を吹いてエポナを呼びだすことができたが、製品版ではオカリナで「エポナの歌」を演奏することで呼び出す。この口笛のアイデアは後に『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』で採用されている。
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戦闘面では、移動しながら攻撃する能力が最終的に削られている。開発版の映像では移動しながら剣を振り回すリンクが確認できるが、製品版では停止してから斬るようになった。開発版でのジャンプ斬りは、一旦ジャンプしてから二段ジャンプするように斬るモーションだが、製品版ではよりスピーディーなモーションとなっている。
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インターネットがまだ広く普及していないころのゲームのプロモーション映像はオフィシャルで公開されていないことも多く、今回の映像もユーザーたちにとっては貴重な史料となるだろう。Hard4Games氏に本ビデオを提供したPSX Brasil氏はその大きな違いっぷりからか、「ビデオを何度も見返した」とYouTubeのコメント欄で語っている。
ライター/古嶋誉幸