PUBG Corporationは、同社が開発するバトルロイヤルゲーム『PlayerUnknown’s Battlegrounds』(以下、PUBG)のエイプリルフールイベント「Fantasy Battle Royale」の開催を発表した。期間は日本時間4月8日16時00分まで。
イベントに参加するにはロビーの「Fantasy Battle Royale」のバナーをクリックしよう。本イベントは新ゲームモードとして追加され、かなり力が入っている。
「Fantasy Battle Royale」のマップは「Erangel」固定で、三人称視点モード(TPP)および4人チームのSQUADモードで遊べる。本モードでは普段の『PUBG』と違い、異なる能力を持つ4人のキャラクターを使って戦う。
「バーバリアン」は長剣による広い攻撃範囲と、体力を大幅に回復できるメガエナジードリンクを一定時間ごとに生成する近接戦闘に適した能力となっているほか、「レンジャー」は敵の視界を奪うフラッシュパウダーグレネードと連射可能なボウガンを装備し、足音を立てずに移動可能だ。
また、「ウィザード」は広範囲を攻撃できるほか、「パラディン」は応急処置キットを生成可能で、装備している棍棒で味方を殴ると対象を回復することができる。マッチの開始前に上記のキャラクターからひとりを選び、仲間と協力して最後まで生き残ったチームの勝利だ。
各キャラクターの装備は固定されており、ヘルメットとベストの代わりとなる「ネックレス」と「リング」は、マップに落ちている強化素材を集めて消費する事でアップグレードする。マップに武器や装備品は落ちていないため、最後まで同じ武器で戦うことになる。
また、マップ内の車両は実写版トレイラーでも登場したファンシーなカラーリングのドラゴン車(UAZ)と聖なるユニコーン(バイク)が登場する。これらは通常のゲームモードの車両より速度と耐久力が落とされている。
エイプリルフールというには大規模な変更を加える「Fantasy Battle Royale」は、今後の『PUBG』の行く末を占いそうなゲームモードだ。最近はさまざまな能力を持ったキャラクターが戦うタイプのバトルロイヤルゲームが人気であり、これを参考にした新しいゲームモードを作ることを見越しているのかもしれない。
ライター/古嶋誉幸