ファミリーコンピュータ(以下、ファミコン)のカセットのラベルをキャンパスとし、実在しない架空のファミカセを描いて展示するイベント「わたしのファミカセ展」が5月1日より開催中だ。公式サイトでは国内外のアーティストによる全270本のカセットを閲覧することができる。
2020年度の『わたしのファミカセ展』を開催いたします!
— METEOR (@meteor_club) April 30, 2020
国内外からご応募いただいた、全270本の作品をオフィシャルサイトにてご覧いただけます。お楽しみください!
My Famicase Exhibition has started! There are amazing 270 entries. Have fun!https://t.co/h4ngzy6pU1#famicase pic.twitter.com/MKbFTkzCUA
ゲームとデザイン好きの西荻窪のお店「METEOR」が主催しているもので、2005年より毎年5月ごろに東京で開催され本年度で16回目となる。今回は実店舗ではなくオンラインのみでの開催となった。
「私のファミカセ展」の参加者は年度を重ねるごとに増え続け、2019年までに1600本以上のカセットが展示されている。今年もまるで本当にファミコンで発売されたようなものから、時事ネタ、どこかで見たことがあるようなパロディまで、さまざまな作品が展示されている。ゲームの説明テキストまで楽しい展示だ。





なおMETEORでは、テキストを含む「私のファミカセ展 2020」展示作品を収録した図録も発売中だ。エントリー全270作品をカラーで掲載しており、巻末には作品テキストも全て掲載。気に入ったファミカセがあった方は、購入を検討してみるといいだろう。
ライター/古嶋誉幸