7月5日、CD PROJEKT REDは、ロサンゼルスで開催されたAnime Expoのパネルにて、アニメーションスタジオのTRIGGERと再びタッグを組み、オープンワールドアクションアドベンチャーRPG『サイバーパンク2077』の世界を舞台にしたアニメシリーズ最新作『サイバーパンク:エッジランナーズ2』を制作することを発表した。
TRIGGERの菅野一期氏の描き下ろしポスターも公開され、メインスタッフも紹介。監督には前作『サイバーパンク: エッジランナーズ』の五十嵐海氏が起用され、リードキャラクターデザイナーには菅野一期氏、シリーズ構成に大塚雅彦氏が参加する。

また、『サイバーパンク: エッジランナーズ2』は、CD PROJEKT REDとアニメーションスタジオTRIGGERの共同制作作品となり、前作と同じくNetflixにて配信される予定。アニメに関連する情報は、CD PROJEKT REDの公式SNSや公式サイトにて更新される予定だ。
※映像はアニメ『サイバーパンク:エッジランナーズ』の予告編です。
前作となる『サイバーパンク:エッジランナーズ』は、CD PROJEKT REDが手がけるオープンワールドRPG『サイバーパンク 2077』の世界設定をもとに制作されたアニメーション作品だ。高度なテクノロジーと人体改造が一般化した世界で、企業や裏組織が蔓延る巨大都市「ナイトシティ」を舞台に熾烈な物語が展開される。
『サイバーパンク:エッジランナーズ』の主人公は少年デイビッド。彼は母を事故で失い生活費すら危ぶまれる状況に追い込まれてしまい、母の遺品から軍用サイバーウェア「サンデヴィスタン」を発見し、それを自らの脊髄に埋め込むことを決意する。
「サンデヴィスタン」の効果により、一時的に周囲のスピードが遅く見えるほどに知覚と身体速度が加速するデイビッド。本来であれば深刻な副作用が生じるところ、彼はサイバーウェアに適性をもっていた。彼はその能力を用いて、ほの暗い仕事も請け負う傭兵「エッジランナー」として成り上がる道を選択する。
やがてデイビッドは傭兵稼業を営むうちに、月に行くことを夢見る少女ルーシーとの絆を深め、「君を月に連れていく」と約束する。なお、本作の主題歌はFranz FerdinandのThis fffireが採用されている。
『サイバーパンク: エッジランナーズ2』鋭意制作中!
— CD PROJEKT RED Japan (@CDPRJP) July 4, 2025
ゲーム「サイバーパンク2077」の世界を舞台とした、10話構成の新たなオリジナルアニメーションシリーズ。これは贖罪と復讐の生々しい記録。
暴力を糧に煌々と輝く、“伝説”を見慣れた街。その中で、人は一体何をもって己の物語を語るのか。… pic.twitter.com/TNEq51LwZJ
『サイバーパンク:エッジランナーズ2』はCD PROJEKT REDとTRIGGERで共同制作中だ。
以下、プレスリリースの全文を掲載しています。
『サイバーパンク: エッジランナーズ2』正式発表!
CD PROJEKT REDは、2025年7月5日、ロサンゼルスで開催されたAnime Expoのパネルにて、アニメーションスタジオのTRIGGERと再びタッグを組み、オープンワールドアクションアドベンチャーRPG『サイバーパンク2077』の世界を舞台にしたアニメシリーズ最新作『サイバーパンク:エッジランナーズ2』を制作することを発表しました。
7月2日〜6日の日程で開催中のAnime Expoにおいて、CD PROJEKT REDは、『サイバーパンク: エッジランナーズ』のストーリーライター兼プロデューサーであるバルトシュ・シュティボルと、同作の英語版声優をゲストに招いたパネル「Cyberpunk: Edgerunners — Behind the ScenesWith its Creators」を実施しました。
「The Anime Man」として知られるジョーイ・ビジンジャー氏 を司会に迎えたこのパネルでは、国内外で高い評価を受けた『サイバーパンク: エッジランナーズ』の制作秘話についての熱い議論が交わされたのち、同作の今石洋之監督がサプライズゲストとして登場。
シュティボルと今石氏の両名により、二社の新たなコラボレーション作品となる『サイバーパンク: エッジランナーズ2』の制作が発表され、作品ロゴとポスターが公開されました。

今石氏はまた、『サイバーパンク: エッジランナーズ2』の監督として、TRIGGERの五十嵐海氏(『サイバーパンク: エッジランナーズ』、『SSSS.GRIDMAN』)が抜擢されたことを報告。初監督作品に対する五十嵐氏の意気込みを語るビデオメッセージも公開されました。
ライブ配信のアーカイブを視聴する
https://www.twitch.tv/cdprojektred
「デイビッドの物語は終わりを迎えたかもしれませんが、ナイトシティはまだ見ぬ発見で満ちあふれています。CD PROJEKT REDはTRIGGERと再びタッグを組み、いまだかつてない、贖罪と復讐を生々しく描く物語をお届けします」と述べるのは、同作のショーランナーならびにプロデューサーであり、ストーリーを手掛けるシュティボル。リードキャラクターデザイナーに菅野一期氏(『プロメア』、『サイバーパンク: エッジランナーズ』)、シリーズ構成に大塚雅彦氏(『天元突破グレンラガン』、『プロメア』)を迎え、五十嵐監督率いる新たな布陣で制作に臨みます。
『サイバーパンク: エッジランナーズ2』は、CD PROJEKT REDとアニメーションスタジオTRIGGERの共同制作作品で、Netflixにて配信予定です。アニメに関する詳細情報は、ニュースレター、公式サイト、Xでご確認いただけます。
『サイバーパンク: エッジランナーズ』とは
CD PROJEKT REDと、アニメーションスタジオTRIGGERとのコラボレーションによって生まれ、数多くのアワードを獲得したNetflix配信アニメ作品。舞台は、ゲーム作品『サイバーパンク2077』に登場するディストピア世界。10代の主人公、デイビッド・マルティネスは、とある悲劇をきっかけにナイトシティの裏社会に足を踏み入れる。それはアウトローの傭兵――すなわち“サイバーパンク”となる道だった。
2025年には、CD PROJEKT REDとTRIGGERが再びタッグを組み、新たなアニメシリーズとなる『サイバーパンク: エッジランナーズ2』の制作が発表された。登場人物を一新し、再びナイトシティを舞台に、贖罪と復讐を描く物語が繰り広げられる。
■『サイバーパンク: エッジランナーズ』シリーズ公式サイト
https://www.cyberpunk.net/ja/edgerunners
■CD PROJEKT RED Japan公式X
https://x.com/CDPRJP