あなたが一番「泣いたRPG」はなんですか?
電ファミでは、読者の皆さんに「一番泣いたRPGはなんですか?」というアンケートを実施しました。回答数は4700件以上。本記事では、ランキング結果と、皆さんが選んだ理由をご紹介します。
電ファミニコゲーマーのYouTubeでは動画版も公開しています。こちらもぜひご覧ください!
1位 『ファイナルファンタジーX (FF10)』 498票
ここからは、各作品に寄せられたコメントをご紹介します。ネタバレには配慮しています。

『ファイナルファンタジーX』は、2001年に発売された作品。大いなる脅威「シン」に立ち向かうキャラクターたちの物語を、シリーズで初めて採用されたキャラクターボイスや状況に応じて表情が変わるフェイシャルアニメーションで感情豊かに描いた作品である。なお、本作は2021年9月末時点で世界累計販売本数が2080万本を突破した。
・ストーリーの流れからエンディングに至るまですべてがとても切なく、涙なしでは見られない。
・後半の怒涛の展開に心が震え、涙が止まりませんでした。
・壮大な世界観の中で描かれる、不器用な父と子の物語に泣いた。
・シリーズとして初めてフルボイスとなったことで、キャラクターに感情移入できました。未だに夢にキャラクターがふと現れ、そのたびに今も心の奥で生きていると実感します。
・今日現在までどれだけ映像技術が進化しても、この物語の美しさには敵いません。ティーダの諦めない心とユウナの真っ直ぐな気持ちが、とにかく美しいです。
・自分だけでなく、主人公のティーダも最初は何も知らない状態から徐々に世界を理解していくため、その一緒に歩んでいる感覚に自然に感情移入してしまいます。
2位 『クライシスコア -ファイナルファンタジーVII-』 289票

『クライシス コア -ファイナルファンタジーVII-』は、2007年にPlayStation Portable向けに発売され、2022年にはHDリマスター版がPC、PS4、Nintendo Switchなどで発売された作品。
舞台は『ファイナルファンタジ VII』から7年前の世界で、主人公は、やがて世界を救う少年の憧れであり、伝説の英雄に信頼され、星の命運を握る少女に愛された、青年ザックス・フェア。本作では、彼がクラウドへとつないだ夢や誇り、その”全て”が語られる壮大な物語が楽しめる。
・PSPが溺れるかと思うくらい泣きました。
・約束されたエンディングへの話の持っていき方や演出、音楽のすべてが素晴らしかった。
・FF7の前日譚なので、わかっていても変えられない結末、知っている最後に進んでいくのが辛すぎた。
・どれだけ倒しても終わらない、負けイベントだとわかっていてもコントローラーを手放せませんでした。
・絶望的状況に追い込まれながらも明るい表情を崩さず、信念・信条を曲げずに戦うザックスの生き様に惚れました。
・当時ではかなりきれいな映像をいつでも見返したくて、録画方法が分からずスマホで直接撮影していました。ラストシーンでは感動して号泣してしまい、後で確認するとムービー音はほとんどなく、自分の泣き声ばかりが入っていました。
3位 『ペルソナ3』 245票

『ペルソナ3』は、2006年にPS2向けに発売された作品。2024年にリメイク版である『ペルソナ3 リロード』がリリースされ、こちらも大変人気の作品となっている。
作中では港区の人工島にある「月光館学園高等部」へ編入することになった青年が、特別な力「ペルソナ」能力に目覚め、仲間たちと世界の謎を解明すべくシャドウたちに立ち向かう様子が描かれている。
・命の大切さやその儚さ、それでも確かに残る想いの美しさに深く心を打たれました。
・最後の選択肢は、あまりにも美しくて切なかった…
・登場人物全員がそれぞれ懸命に自分の答えを見つけながら、物語を紡いでいく様子に感動しました。
・流されるままの空虚だった主人公が、一年を通じて様々な人々と関わり、出会いと別れを繰り返しながら、自分の中にある人間性を取り戻していく物語に強く心を打たれました。
・シリーズの中でも「生と死」について深く描かれた作品であり、自分の人生観に大きな影響を受けました。辛い境遇への共感や、仲間との関係性の変化がとても心に残りました。
・ラストシーンの喪失感と感動が一気に押し寄せる感覚は忘れられません。エンドロールを見ながら泣いたのは初めてです。
4位 『大神』 211票

『大神』は、2006年に発売されたアクションアドベンチャーゲーム。日本画のようなタッチで表現された和の世界を舞台に、“大神”アマテラスとなって数多の生命を取り戻す冒険へ挑む。
爽快なアクションゲームの楽しさやキャラクターを成長させてゆく楽しさに加え独自のゲームシステム“筆しらべ”により困難を乗り越える楽しさが味わえる作品だ。
・感謝が縁となり力となり希望となる!
・この国に生まれ育ったことが嬉しくなりました。
・私たち人間は俯いて歩いていることに気づかされました。たまには空を見上げてみようかな、と思える素敵な作品です。
・「悲しくて」とか「感動で」とかでなく、「嬉しさで」自然と涙が出てきた
・自然や人間、動物たちへの愛が感じられ、水彩画のような優しいタッチながら、アマテラスたちは力強く描かれており、特に最後はずっと泣いてしまいました。
・ラストでは絶対に負ける気がしないのに涙が邪魔で画面が見えづらかったです。最大の敵は涙でした。
5位 『MOTHER3』 208票

『MOTHER3』は、2006年にゲームボーイアドバンスに向けて発売された作品。キャッチコピーは、「奇妙で、おもしろい。そして、せつない。」。
本作は、場所も時代もわからない、すべてが謎につつまれた「ノーウェア島」のとある村が舞台だ。リュカとクラウスという双子の兄弟、そのお父さんフリント、お母さんヒナワを中心に、さまざまな視点を通じて出会いと別れの物語を描いている。
・これを超える感動作には、まだ出会えていません。
・シリーズの集大成。子供の頃と大人になってからでは涙の意味が違ってくる最高の作品
・序盤の展開があまりにも衝撃的で、発売日に買ったのに1週間プレイできませんでした。
・言葉では語られない胸に刺さる演出と、どうにもできない無力感に打ちひしがれる重圧感が印象的なストーリーで、切なく悲しい涙を何度も流しました。
・エンディングに向かうにつれて真相が明らかになるたびに、心が締めつけられる思いでした。暖かさと辛さが入り混じり、涙なしでは先に進めませんでした。
・主人公と同じくらいの年齢のときにこのゲームに出会いました。年齢が近かったこともあり、主人公に感情移入しやすく、子どもながらに泣きながらプレイしていました。