8月16日、ゲーム内の表現・事象をさまざまな分野の専門家に語ってもらう「ゲームさんぽ/よそ見」チャンネルにて、「【夜廻】霊感の強い人には世界がどう見えているのか/真夏の心霊さんぽ①」が公開された。
本動画は、ホラーゲーム『夜廻』に登場する心霊スポットを“霊感の強い人”であり、ユタ(霊媒師)にゆかりのある・なかひろ氏と一緒に巡り、心霊体験や霊的な話について語り合うこの夏ピッタリのホラー企画となっている。「ゲームさんぽ /よそ見」公式YouTubeチャンネルおよびニコニコ動画にて視聴することが可能だ。
「ゲームさんぽ」は、さまざまな分野に精通する専門家の目線でゲームを分析する動画シリーズだ。専門家とゲームを遊ぶ中で、専門家独自の視点や世界の見え方、知識などが楽しめる人気企画となっている。
今回なかひろ氏と一緒に巡る『夜廻』は、2015年に日本一ソフトウェアより発売されたホラーゲーム。少女が懐中電灯を片手に夜の街を探索し、そこで不気味な存在・お化けに遭遇してしまうという内容だ。本動画ではゲームの中を見ながら、怪しい場所があるか、心霊的な演出が実際の体感と近いのかどうかを深堀するものとなる。
なかひろ氏によると、霊の感じ方には個人差があり、「色で見える」や「音で聞こえる」、さらには「味覚で感じる」などさまざまなパターンが存在するという。なかひろ氏は“脳に閃く”ようなケースで、案内人のマスダ氏は“温度”で感じるようだ。


また、霊は見る側に見せたいように相手に形取ってくることも多いそうで、死んでしまった飼い猫の霊だと思っていたものが実は“おっさんの霊”であったというおもしろエピソードも語られた。なかひろ氏は、ゲームに限らずその人の目で見たものと第三者の目で見たものでは別の見え方になっている場面は多いと推測している。
さらになかひろ氏は、『夜廻』内にも登場する明るい場所と暗い場所の境界や、暗い場所にポツンと光る自動販売機などが恐怖の対象として昔から存在していたと考える。霊は、生きている時に苦手だった場所は死んでしまった後でも苦手なのではないかと思っているようで、霊も自分が落ち着く場所にいるのではないかと考察している。
なお、なかひろ氏の霊感は家系によるもののようで、祖母が奄美大島のユタ(霊媒師)になりかけたという話があったそうだ。物心ついた頃から不思議な体験をすることが多かったなかひろ氏は、祖母の話もあり家系的に霊感が強いのではないかと気づいたそうだ。
(画像は【夜廻】霊感の強い人には世界がどう見えているのか/真夏の心霊さんぽ①より)
『夜廻』の心霊スポットを霊感が強い人・なかひろ氏と巡る動画は現在、「ゲームさんぽ /よそ見」公式YouTubeチャンネルおよびニコニコ動画にて公開中だ。