X社は1月9日時点で、同社が運営するソーシャル・ネットワーキング・サービス「X」において、Grokの画像生成と編集機能を一部の有料アカウント限定に仕様を変更している。
本機能は、ユーザーが「@grok」とメンションを付けてテキストを送ると、Grokが指示通りの画像を生成・編集するというもの。現在、無料ユーザーが本機能を使用しようとすると「画像の生成と編集は現在、有料会員限定です。サブスクリプションに登録して、これらの機能のロックを解除できます。」とリプライ(返信)が送られてくる状況となっている。
Grokは、xAI社によって開発された対話型のチャットAIだ。Xではこれまで、Grokへの質問にくわえ、投稿画像に対する指示のみで簡単に画像編集を行える状態となっていた。現在までに、本機能を使って画像を無断でAI加工する行為も相次いでいる。
しかし、今回の変更により、無料ユーザーが本機能で画像のAI加工を使用することが不可能となった。使用するためには月額税込918円のプレミアムプラン以上に加入する必要がある。
また、2025年12月24日時点では、Xに投稿された画像を直接AI編集できる「画像を編集」ボタンが追加されている。ワンボタンで誰でもAI画像編集が可能となったことで、他者の投稿もAI編集が容易になり、Xユーザーの間で懸念が広がっている。本機能については現時点で制限は確認されず、無料ユーザーでも引き続き使用可能な状態だ。
なおX社は1月6日に、違法コンテンツが含まれる投稿に対する声明を発表している。本声明では違法コンテンツを含む投稿に対して、投稿の削除やアカウントの永久凍結などを含む対応を行うことにくわえ、行政や法執行機関と協力するなどの措置をとると明言している。
さらに、Grokを使用して違法コンテンツを作成した場合や、Grokに違法コンテンツの作成を促すなどの行為を行った場合も、違法コンテンツをアップロードした場合と同様の措置が取られるという。違法コンテンツの詳細については、X社が公開している「強制的対応の適用レベルと適用範囲」および「Xルール」内にて明記されている。

