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1987年に発売されたホラーゲームの先駆け『ラプラスの魔』Nintendo Switch向けに8月21日に発売決定。クトゥルフ神話をモチーフにした3DダンジョンRPGで「PC-8801mkIISR版」がスイッチで復刻

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プロジェクトEGGは、1987年に発売されたホラーRPG『ラプラスの魔』(PC-8801mkIISR版)を、Nintendo Switch向けに8月21日に発売すると発表した。

価格は税込880円。本作は1987年にハミングバードソフトより発売された3DダンジョンRPG。

『ラプラスの魔』は、クトゥルフ神話をモチーフにした1987年の3DダンジョンRPG。本作はPC-88をはじめ、PC-98、PCエンジン、スーパーファミコンなどに展開していたが、今回はPC-8801mkIISR版がNintendo Switch向けに発売される形だ。

舞台は1920年代のアメリカ東部にある街・ニューカム。その街にある不穏な噂を集める幽霊屋敷「ウェザートップ館」に、ある日、探検に行った子どもたちの惨殺死体が見つかった。

プレイヤーは探偵、ジャーナリスト、科学者、霊能者、ディレッタントなど個性豊かな仲間でパーティを編成して幽霊屋敷を調査することになるが……。

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(画像はMy Nintendo Storeより)
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(画像はMy Nintendo Storeより)
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(画像はMy Nintendo Storeより)
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(画像はMy Nintendo Storeより)
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(画像はMy Nintendo Storeより)

戦闘はターン制が採用されており、謎解き要素も特徴となっている。物理攻撃と精神攻撃といった属性の概念もあるので、敵の中には精神攻撃でしか倒せない敵も登場する。

また館の中には、キャラクターが「発狂」してしまう罠が仕掛けられていたり、モンスターの写真を撮影して、それを町で売ることも可能だ。

本作は、ゲームライターとして著名な安田均氏が開発の中心的に携わっていることで知られている作品で、「ホラーゲーム」というジャンルとして定着していなかった時期の同ジャンルの先駆け的な作品として再評価されている。

1987年のホラー要素のある3DダンジョンRPG『ラプラスの魔』は、Nintendo Switch向けに8月21日に発売予定だ。

ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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