ゲームデベロッパーFrogwaresは、シャーロック・ホームズを題材にしたオープンワールド探偵アドベンチャーゲーム『Sherlock Holmes Chapter One』を発表した。
対応プラットフォームはPlayStation 4、Xbox One、PC、そして次世代コンソール。PC版はSteamやEpic Games Store、GOG.comで2021年にリリース予定で、SteamとEpic Games Storeでは日本語に対応することが表記されている。
We are happy to unveil Sherlock Holmes Chapter One, a prequel to the adventures of the famous detective! PC, X1, PS4 & next gen. 2021.
— Frogwares (@Frogwares) May 25, 2020
More: https://t.co/7aow8Q96wi
Steam: https://t.co/LJqEqKjT6a
EGS: https://t.co/34cURFDr3s
GOG: https://t.co/iUZLod0HxK
Consoles: Coming later! pic.twitter.com/SSik3ohHCW
『Sherlock Holmes Chapter One』の主人公は、若かりし頃のシャーロック・ホームズ。Frogwaresはこれまでにも『シャーロック・ホームズ:罪と罰』や『シャーロック・ホームズ -悪魔の娘-』といった作品をリリースしてきたが、これらのホームズよりも本作の年齢設定はかなり若い。
海外メディアGamespotのインタビューによれば、開発者はホームズがいかにして名探偵となったかを描くことを目標としていると語っている。ホームズはまだ21歳で、これまでの作品の彼よりも気まぐれで傲慢だという。真実を突き止める才能を持つが、真実を明かすのが楽しくて仕方なく、捜査のために平気で噓をつくといった性格となっている。
以前の作品でも目隠しをしたまま部屋の中で実銃をぶっ放すようなエキセントリックな性格をしていたが、本作では若く自信に満ちた無邪気なホームズの姿が描かれる。
ゲームの時代は19世紀、地中海に浮かぶ小さな島が舞台だ。島の住人は外部の人間に親切とは言いがたく、さまざまな秘密を持っている。この島を探索しながら証拠を集め、時には噓と真実を使い分けながら真実を解き明かす。力尽くで問題を解決したり、誰にも見つからないように隠れて真実の潜む場所へと忍び込むなど、これまでの作品以上にステルスやアクションが捜査にとって重要な手段となりそうだ。
ホームズの助手といえばジョン・ワトスンだが、本作にはもう一人のジョンが登場する。ワトスンに出会う前に出会っていた、もう一人のジョンとは一体何者なのかも物語の重要なキーとなるだろう。
Frogwaresのシャーロック・ホームズシリーズは評価が高く、『Sherlock Holmes Chapter One』も名探偵の誕生秘話を描く興味深い物語となりそうだ。ゲームの発売はまだ少し先だが、ゲームに興味がある方は好みのプラットフォームでウィッシュリストに登録し、続報を待って欲しい。
ライター/古嶋誉幸