海外メディアPC Gamerが中心となって開催されたゲーム情報番組「The PC Gaming Show 2020」にて、Bossa Studioの新作手術シミュレーションゲーム『Surgeon Simulator 2』の新たな情報が公開された。
また、Epic Games Storeで予約も開始。8月発売予定。通常版以上のパッケージを予約すると、クローズドベータテストのアクセス権などが貰える。いち早くプレイしたい方は、ゲームを予約して続報を待って欲しい。
We spilt our guts at the #PCGamingShow ✋#SurgeonSimulator2 is coming August 2020! 🩸
— Surgeon Simulator 2 (@surgeonsim) June 13, 2020
Pre-order now on the @EpicGames Store to bag yourself:
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💉 A sense that you're a medical marvel
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『Surgeon Simulator 2』は、ハチャメチャ手術シミュレーションゲーム『Surgeon Simulator』の続編だ。プレイヤーは医師として、物理エンジンに支配された空間で手術を行う。意図的に操作を複雑にした両手を操作し、訪れる患者の骨を断ち、肉を切って病気から救うのだ。
しかし、その奇妙な操作性のため、器具を落として患者を傷つけたり、意図しない健康な臓器を切り取ってしまったりと、手術室はてんやわんやとなる。本作では、混乱はさらにパワーアップしてプレイヤーに襲いかかる。
シングルプレイ専用のゲームだった前作と違い、本作は初めてマルチプレイに対応する。最大4人の医師がよってたかってひとりの患者を治療することになる。心臓移植から手足の置換手術に挑む。ひとりでも大変な手術を4人で行うことは、さらなるカオスを生み出すはずだ。
ゲームの情報を報じた海外メディアPC Gamerによると、本作の一部のマップは協力を重視した設計になっており、プレイヤー同士が協力して付け替えるための健康な足をマップ内で探したり、そのためにパズルを解いたりと、手術室だけに終わらない問題が待っているという。多くの場面では足を引っ張り合うことになるかもしれないが、腕の切断中にほかのプレイヤーが患者を失血死させないよう輸血を行うなど、本当の意味での協力も求められる。
さらにおもしろいのが、本作はプレイヤーが自分で問題を作る「BOSSA LABS作成モード」が実装される点だ。ゲームの開発に使われたものと同じツールを使い、オンラインで作った問題をほかのプレイヤーと共有できる。このツールで、ゲームの問題は無数に増えていくはずだ。
4人協力プレイに対応し、さらにはユーザー制作の問題まで作れると、前作から大きく進化した『Surgeon Simulator 2』。カオティックな大手術の始まりはもうすぐだ。
ライター/古嶋誉幸