Devolver Digitalは、ポーランドのFlying Wild Hogの開発する忍者FPS『Shadow Warrior 3』を発表、ティザートレイラーを公開した。Steamページが開設され、ゲームは2021年発売予定とされている。日本語にも対応とのこと。
トレイラーには、『Shadow Warrior』に登場したホジの仮面をかぶった人物が登場。販売元であるDevolver Digitalを「過大評価されてる」と言い放ったり、ウォールランニングとグラップリングフックを見せるときには「マーケティング部が一発で決めろって言ってるんだよ」と語ったりと、メタネタが満載の映像内容となっている。
『Shadow Warrior 3』は、再びローワンが主人公となるようだ。ローワンとシリーズ通しての宿敵オロチ・ジラは、永遠の牢獄に幽閉されたいにしえの龍を解き放ってしまう。彼らは世界の滅亡を防ぐため、不本意ながら手を組むのだという。ゲームの舞台は、古代の武士と魔法の技術が合わさったネオ封建社会となった日本で、古代の伝承に登場したような妖怪によって支配されている。
銃撃戦と刀を組み合わせた戦闘は本作でも健在。これまでのシリーズでも登場した移動能力であるダブルジャンプやエアダッシュに、ウォールランやグラップリングフックといった新アクションも加わり、ハイテンションな戦闘が楽しめる。
また『Shadow Warrior』でも少し登場した、敵の体の一部を使った武器も再登場。刀を使った残忍なフィニッシュムーブで敵の体の一部を奪い、彼らの力をそのまま敵に返すことができる。このほか戦闘が展開されるフィールドには、さまざまなトラップが仕掛けられている。強力な武器とトラップを使った戦闘はこれまでのシリーズでもおなじみだが、本作も悪魔の大群と戦うために利用できる。
なおSteamストアページでは、マルチプレイについては記載されておらず、表記どおりであれば『Shadow Warrior 2』であった協力マルチプレイは本作には搭載されないようだ。
ティザートレイラーの続きはゲームプレイトレイラーで、ということで、このあとさらなる映像の公開が予告されている。タイミングは不明だが、日本時間の7月12日午前4時から配信されるイベント「Devolver Direct」内で公開されるとみて良いだろう。毎年自社のゲームそっちのけで奇妙な催しばかりが行われる「Devolver Direct」だが、少なくとも本作の発表はあるはずだ。
ライター/古嶋誉幸