マイクロソフトは、次世代ゲーム機「Xbox Series X」を2020年11月に発売することを発表した。どこまでの地域を含むのかなど詳細は明らかにされていないが、世界的なグローバルローンチであること記載されている。価格は未定。
Xbox Series Xは最大4K、120fps、レイトレーシングに対応したグラフィックや、SSDによる高速読み込み、複数のゲームを瞬時に切り替えるクイックレジュームに対応。また初代Xboxから4世代にわたる互換性や、前世代のゲームのハードウェアパワーを活かしたグラフィックの向上などを特徴としている。
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— Halo (@Halo) August 11, 2020
今回の発表にあわせ、Xbox Series Xで2020年にリリース予定だったFPS『Halo Infinite』は2021年への延期が発表された。新型コロナウイルスの感染拡大による開発環境の変化で、開発チームの福利厚生などに問題が発生するより、2021年に延期する道を選んだという。
なお先日には、オンライン配信イベント「Xbox Games Showcase」で『Halo Infinite』のグラフィックへと批判が集まる事態もあった。次世代機のグラフィックとは思えない、のっぺりとしたブルート種族のキャラクター「クレイグ」の姿は、インターネットミームとしてある種のネタとされている状況だ。Xboxのフィル・スペンサー氏すらも「新たな公式マスコットキャラクターだ」とTwitterで発言したが、『Halo』シリーズはXboxの看板作品であり、2020年内に発売するより延期してもさらなる研鑽を選んだということだろう。
ついに発売時期がホリデーシーズンから11月へと明確化されたXbox Series X。あとは気になるのは発売日と価格となるが、今後どのようなタイミングで公表されるのか続報に注目したい。
ライター/古嶋誉幸