ポーランド・グディニャに拠点を置くゲーム開発会社Horizon Studiosは、動物にも人間にもなれるオープンワールドサバイバルゲーム『Wilderness』を開発中だ。PC(Steam)にて12月発売予定。価格は未発表だ。
ゲームの最大の特徴は、クラフトや狩りをテーマにしながら、前述の通り動物にも人間にもなれる点だ。草食獣、肉食獣、人間と全く異なるプレイスタイルが楽しめる。
『Wilderness』は、「荒野」や「原生地域」といった意味を持つ単語の通り、大自然でのサバイバルをテーマにしたオープンワールドゲームだ。
動物として生きる道を選ぶと、草食獣と肉食獣さまざまな種類のうちの1種を選び、群れで暮らすか一匹狼として暮らすかを選択する。それぞれの種に合った食べ物を探し、子どもを守り、生き残る。長く生き残ればそれだけスキルポイントが得られ、夜目、スタミナ、耐久力などを育てられる。
トレイラーには鹿や狼、熊といった動物が登場している。スクリーンショットにはシマウマの姿も見られる。生息地は異なるが、ゲームを始める際に異なるロケーションを選べるという。
一方の人間は一般的なサバイバルゲームと同様、アイテムや食料を集め、家を建設したり家畜を飼ったりと、動物に比べて複雑なゲームプレイになっている。狩りに使う道具は罠や銃、あるいは釣り竿など。
初めは小さなキャンプから始めて、ゆくゆくは大自然で暮らす狩人のような生活が待っている。
どういったマルチプレイになるかは説明されていないが、協力プレイに対応とされている。フレンドとともに群れを守ったり、一緒に狩りに出かけたりするのだろう。
8月末にSteamストアページが公開され、ゲームを開発するHorizon Studiosがどのようなスタジオなのかも今のところ見えてこない。公式TwitterアカウントはUnreal Engineの公式Twitterアカウントをフォローしているため、ゲームが同エンジンで作られていることが予想される程度だ。
動物と人間で異なるサバイバルが楽しめるコンセプトはおもしろいので、少し変わり種のサバイバルゲームに興味がある方はゲームをウィッシュリストに登録して12月の発売を待って欲しい。
ライター/古嶋誉幸