マレーシアのゲームデベロッパーPassion Republic Gamesは、巨大なモンスターやヒーローたちが戦う特撮対戦アクションゲーム『GIGABASH』の新キャラクター「ギガマン」を発表した。
9月24日から開催される「東京ゲームショウ2020 オンライン」でも紹介される予定だ。
まるでウルトラマンのような変身巨大ヒーローなギガマンは、とある理由で表舞台から姿を消していた中年スーパーヒーローだ。人々の声を受けて再び戦場に姿を現した彼は若干中年太りをしているものの、俊敏な動きと派手なコンボで敵と戦う。
三の線気味とはいえ、ギガマンこそ巨大な怪獣達が暴れ回る世界でもっとも求められているヒーローだといえるだろう。
『GIGABASH』は最大4人までのプレイヤーが、巨大怪獣やヒーローを操り戦う対戦アクションゲームだ。斜め見下ろし視点で表現された世界中さまざまな都市・土地をテーマにしたステージで、巨大なキャラクターが大暴れする。
発表済みのプレイアブルキャラクターは、巨大なはさみをのような腕を持つ「ピピジュラス」、巨大な両腕を持つパワフルな「ゴロゴン」などの巨大モンスターや、『勇者』シリーズのヒーローのような巨大ロボ「サンダトロス」、そして今回発表された「ギガマン」など。人類に敵対するモンスターもいれば、味方するヒーローも登場する。
各キャラクターはもちろん異なる能力や必殺技を持ち、ステージによって異なるギミックも存在する。キャラクターの能力とステージギミックを上手く生かして、たったひとりの勝者を目指す。どうやら特に人類を守る必要はなく、ヒーローでもモンスターでも街の被害を気にせず大暴れして良いようだ。結果として対戦が進むとステージはどんどん荒廃していく。
ただしギガマンはヒーローとしての矜持を持っており、対怪獣戦のベテランとしてパワーのコントロールに長けているという。他のキャラクターより攻撃が都市を破壊しにくくなっているようだ。
さらに、戦闘中に「ギガポイント」を貯めるとさらに巨大なSクラスに変身できる。たとえば、ギガマンはSクラスに変身するとさらに巨大化し、全盛期の力強い姿を取り戻す。
特撮やアニメなどの影響を強く感じる個性的なキャラクターデザインと爽快なゲームプレイが特徴の『GIGABASH』は2021年発売予定。対応プラットフォームは今のところPlayStation 4とPCだが、他のプラットフォームも検討中とのこと。
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ライター/古嶋誉幸