『高機動幻想ガンパレード・マーチ』が20周年でSNSでは聖地巡礼をする人が現れるなどさまざまな反応。生みの親である芝村裕吏氏は「企画は色々動いてます」とポロリ

 2020年9月28日は『高機動幻想ガンパレード・マーチ』が発売されてから20周年となり、SNSではファンアートを公開する人や、ゲームの舞台となった熊本を訪れる人が現れるなど、ハッシュタグ「#ガンパレ20周年」を通じてさまざまな反応が見られた。

 また本作の生みの親であるゲームデザイナーの芝村裕吏氏は、Twitterで「企画は色々動いてます。このご時世で軒並み遅れてるんですが」と「ガンパレ20周年」のハッシュタグをつけてツイートし、何かを企画していることを伺わせた。

 2000年9月28日にプレイステーション向けに発売した『高機動幻想ガンパレード・マーチ』は、アドベンチャーゲームを軸にAIとしてのシミュレーション要素を色濃く取り入れられており、現在の視点においてもなお先駆的な要素を色濃くもっている作品として知られている。

 ストーリーは「幻獣」と呼ばれるようになる謎の生命体が地球に来襲して、人類はその生存できる領域を縮小。ゲームはそのうちの日本の熊本を舞台としており、そこを防衛ラインとして主人公は、人型兵器のパイロットを養成する学校と舞台に、ゲームは戦闘パートと学園生活パートを交互に展開することになる。

 本作の最大は特徴は、いわゆるキャラクターAIとして自律するNPCがそれぞれ行動をしていること。友情や愛情、気力、運動力などさまざまなステータスが設定されており、それによって人間関係のパラメーターが絶えず変化している。

 主人公が中心ではなく、NPC同士でも関係は築かれていくので、変化に満ちている。またこのような斬新なシステムだけではなく、戦争がテーマということもあり、悲壮感ある展開や謎めいた設定についても口コミ的に話題を呼んだ。

(画像はガンパレード・マーチ | ソフトウェアカタログ | プレイステーション® オフィシャルサイトより)
(画像はガンパレード・マーチ | ソフトウェアカタログ | プレイステーション® オフィシャルサイトより)

 今回の20周年の際には、多くのファンがこれを記念してファンアートやゲームの感想をSNSでつづった。その中には専用アカウントを作り、聖地である熊本にわざわざ東京からこの20周年に合わせて訪れた人がいる。その模様をTwitterで報告しているので熱の入れようが伺える。

 この20周年に合わせて、本作の生みの親である芝村裕吏氏は何か企画を動いていることを伺わせるツイートもあり、続報が気になるところだ。なお、現在『高機動幻想ガンパレード・マーチ』をプレイするには、一番敷居が低いのがPS3、PS Vitaなどでプレイできるゲームアーカイブになる。628円で販売しているので、これを機会に改めてプレイしてみてはいかがだろうか。

ライター/福山幸司

ライター
福山幸司
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman
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