SIEサンタモニカスタジオで2018年に発売された『ゴッド・オブ・ウォー』のキャラクターアートリードを務めたほか、『マスエフェクト3』のキャラクターアーティストとしても活躍したラファエル・グラセッティ氏が描いた『クロノトリガー』の3Dキャラクターアートが話題となっている。
『クロノトリガー』がお気に入りのゲームのひとつなのだというグラセッティ氏は、最初に主人公「クロノ」、続いて「カエル」、そして「ロボ」と立て続けに3人のアートを公開している。
短い期間で立て続けに『クロノトリガー』から3人のキャラクターが3Dアートとなったが、素晴らしい出来のため主要キャラクター全員の集合写真を望む声は多い。また、近年の『ファイナルファンタジー』シリーズのアートスタイルに似ており、現代風にリメイクしたらこうなるはずだという声もみられる。
これまではアートが公開されるたびに次回公開予定のキャラクターがモザイク入りで紹介されていたが、ゲームをやったことがあればモザイクありでも簡単に次のキャラクターを当てることができるはずだ。もともと2Dドット絵のキャラクターを3Dに再構築したのなので、さもありなんだともいえる。
3Dもでるなので360度ビューもみたいとの声もあり、グラセッティ氏もそれを公開してくれた。使用したツールは3ds MaxのArnoldレンダリングだと答えている(参考ツイート)。
One of my favorite franchises and probably one of the most requested series! I’m really excited to work on this piece, so much fun already. I hope y’all like it! Next character soon, hard to tell who is it going to be ? pic.twitter.com/dpyMd842cQ
— Raf Grassetti ?✍? (@rafagrassetti) November 28, 2020
Early tests (play CT theme song) pic.twitter.com/ugFofypKRf
— Raf Grassetti ?✍? (@rafagrassetti) November 28, 2020
グラセッティ氏は積極的にファンアートを公開しており、自身のArtStationには『バットマン』や『スターウォーズ』、『ストリートファイター』や『スターフォックス』などさまざまな3Dアートが掲載されている。興味があればそちらも確認してみて欲しい。
ライター/古嶋誉幸