同人イベント情報サイト「ケットコム」は、『天穂のサクナヒメ』とお米オンリー同人誌即売会「コメケット」を2021年2月28日(日)に開催すると発表した。開催場所は神奈川県の「川崎市産業振興会館」4階。現在参加サークルを受け付けている。
本イベントは、『天穂のサクナヒメ』の二次創作作品やお米自体の研究本などの同人誌即売会だ。同人誌や同人グッズ以外にも、手作りのものなどは不許可だが、食品衛生法上の表記があればお米やお米を使った加工食品等の販売・配布も許可されている。
『天穂のサクナヒメ』は、お米作りシミュレーションとハイテンポなアクションゲームを組み合わせたゲームだ。『花咲か妖精フリージア』のえーでるわいすらしいアクションゲームの面白さと、実際に米作りを体験し、さまざまな研究を重ねた本格的なお米作りシミュレーションが話題となった。
「コメケット」は、そんな『天穂のサクナヒメ』とお米をテーマにした同人誌即売会。同人漫画やイラスト集、同人グッズだけでなく、ゲームとは直接関係しないお米の研究本や、業者に委託して作ってもらうなどして食品衛生法上の表記がされた食品であれば販売・頒布が許されている。頒布できる食品の例として、オリジナルのチョコレートが作れる「DECOチョコ」や、オリジナルデザインのフーセンガムが作れる「まいガム」などが紹介されている。
つまり、ルールを守ればお米農家が実際にお米を売ることもできるということだろう。
ゲームが大きな話題となっただけに、「コメケット」もすでに各所で話題になっている。ゲームを開発した同人サークルえーでるわいすのなる氏も反応しており、参加して欲しいとの声も多数届いているようだ(参考ツイート)。なお、えーでるわいすやマーベラス、XSEED Gamesなど『天穂のサクナヒメ』の制作に関わった関係会社とは無関係・非公認となっている。
また新型コロナウイルスにより通常の同人イベント以上に厳重に警戒されている。頒布物のほかにもルールが定められているので、サークル・一般参加者どちらであっても参加しようと思う方はしっかりと公式サイトに目を通して欲しい。
ゲームとお米の即売会という、『天穂のサクナヒメ』同人イベントらしい組み合わせとなった「コメケット」は、現在参加サークルを受け付け中だ。
ライター/古嶋誉幸