ギリシャのゲーム開発者アレス・ドラゴニス氏が開発するクトゥルフホラーアドベンチャー『The Shore』が日本時間2月20日(土)午前5時頃にリリースされる。英語の未対応。なお、公式サイトではカウントダウンも実施中だ。
『The Shore』でプレイヤーが探索するのは、不思議な装置が点在する絶海の孤島だ。以前は誰かが住んでいたようだが、住人は誰もいない。大きな灯台や地下牢には、かつて住んでいた住人の手記が残されている。
正体不明の脅威も存在する島で、正気を保ったまま娘を救う手がかりを探すことになる。
島には地上だけでなく、暗い地下洞窟も存在している。地表とはまったく異なるロケーションで、恐ろしい化け物も多数潜伏しているようだ。しかし、本作の主人公は無力ではない。とあるアイテムを入手することで化け物を撃退する力が手に入る。アイテムを活用しながら島の秘密を解き明かそう。
本作は物語の序盤が楽しめる体験版がitch.ioにて配信中だ。2020年のビルドになるため製品版とは少し異なる場面があるかもしれないが、ゲームの陰鬱な雰囲気を体験できる。
さまざまな手記を読んで謎を解かなければならないので、ある程度英語に親しみがある方が楽しめるだろう。少なくとも体験版内では、辞書を引けないほど忙しいシーンはなかった。
恐ろしいモンスターだけでなく、神のような巨大な存在を見ることもできる。敵対するものだけでなく、こちらには一切興味を持たない存在もいる点は本作の面白い点だ。クトゥルフファンなら、そこにいるモンスターがなんなのかを考察してみるのも良いだろう。
ほぼ全編たったひとりで開発が進められた『The Shore』は、日本時間2月20日発売予定。週末を利用して、島の秘密に挑戦してみてはいかがだろうか。