『UNDERTALE』のハードモードの幻のラストでは、トリエルが主人公をハグしたあとスープレックスをお見舞いして爆発。開発者のトビー・フォックス氏がボツした構想を明かす

 『UNDERTALE』の開発者であるトビー・フォックス氏が、本作の隠し要素であるハードモードにおいて、ゲームでは使われなかったラストシーンのアイディアを明かした。

 それによると、トリエルが本編と同じく主人公を抱きしめた後にスープレックスをお見舞いして爆発するというクライマックスだという。

 『UNDERTALE』には隠し要素でハードモードが存在しており、プレイヤーをある特定の名前にすることで開始することができる。このモードではモンスターたちが「フロギー」から「ファイナルフロギー」などへと変化しており、グラフィックも描き直されて攻撃が熾烈になっている。またUNDERTALE』らしい、遊び心に溢れたイベントが追加されている。

 だがこのハードモードは、『UNDERTALE』本編の序盤にあたる「いせき」の攻略までとなっており、そのいせきで最後に立ちふさがるトリエル戦が最終戦となっている。

 本作はモンスターとのあらゆる戦いを回避することが特徴的なゲームだが、このいせき最後のトリエル戦でもトリエルを倒さないで進めることが可能だ。その場合、通常ではトリエルは主人公をハグして、地上を目指すために地下世界の探索を旅立つ主人公を見送ることになる。

 だが、実装されているハードモードではトリエル戦とのバトルシーンでゲーム本編が終わるので、そこまでは描かれていない。

 トビー・フォックス氏によると、ハードモードには既存のアイディアとは別の構想があり、それはトリエルと主人公を抱きしめたあとに、空を飛ぶほどのスープレックスをお見舞いして、そのまま地面にたたき付けて、主人公とトリエルが爆発するというものだったと説明している。

 なおトビー・フォックス氏は、スープレックスを「イズナドロップ」と形容しているが、これは『ストリートファイター』シリーズのバルログが放つ技であり、相手を背後から掴み高くジャンプして地面にたたき付ける技のことである。

 なお理由は不明だが、このアイディアをトビー・フォックス氏は採用しなかったとのことで、ファンからは「それも見たかった」、「まさかの爆発オチ」といった反応が返ってきている。

 『UNDERTALE』は、PS4、PSVita、Nintendo Switchで発売中。現在、 PS Storeでは税込1650円のところ990円となる40パーセントオフのセール中を3月10日まで実施中だ。

ライター/福山幸司

ライター
福山幸司
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman
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