ゲーム開発会社Survgamesは、犬とともに荒廃したオープンワールドを進むサバイバルホラーゲーム『FIRST』を発表した。発売日や価格などは不明。対応プラットフォームはPC(Steam)だが、執筆時点で日本語には未対応となっている。
『FIRST』は、人の代わりにモンスターがはびこるようになった崩壊後の世界で、人類最後の希望となった主人公が旅するオープンワールド型のサバイバルホラーゲームだ。孤独な旅だが道中で怪我をしていたので助けた犬が唯一の仲間、ひとりと1匹は世界崩壊の謎と人類を救うためのヒントを探して荒野をさまようことになる。
舞台となるオープンワールドは、放射性砂漠、荒廃した都市、文明の廃墟などで構成されている。スクリーンショットには、チェルノブイリを思わせる観覧車、地下施設や下水道と行った地下、荒野や荒れ果てた森などのロケーションが確認できる。
登場するモンスターは多岐にわたるが、恐竜のようなは虫類風の肌を持つ巨大生物や身の毛もよだつような触手、人型といえるような人間サイズのモンスターまでバリエーション豊か。ゾンビウイルスで人類が滅んだというわけではなさそうだ。
そんなモンスターとは銃やオノなど手にした武器で戦うこともできるが、限られたリソースの中ですべてを倒しきるのは難しい。犬と協力して戦ったり、ステルスでやり過ごすことが最適解の場合も多い。
もうひとりの主人公である犬は、前述のように敵と戦うだけでなく、リソースを見つけたり先にある危険を事前に警告したりと、生き残るための重要なパートナーとなる。犬にも装備品が用意されており、スクリーンショットではガスマスクを被った姿が見られる。アーマーやおとりになるデコイ、ヘルスキットも持たせられる。ほかにもサバイバルゲームらしくクラフト要素もあり、集めたリソースは便利なアイテムを作るのに利用できるようだ。
なおSteamでのパブリッシャーは同社となっているが、トレイラーを公開しているのはポーランドのゲームパブリッシャーPlayWay。ストアページにも同社が発売する他の開発会社のゲームが紹介されているため、実際のパブリッシャーはPlayWayとなるか、何らかの協力関係にあることが予想できる。
ひとりと1匹が崩壊後の世界を旅する古式ゆかしいポストアポカリプスゲーム『FIRST』は、Steamにて発売予定。興味がある方はウィッシュリストに登録して続報を待ってほしい。
ライター/古嶋誉幸