『すばらしきこのせかい The Animation』公式サイトでクリエイター座談会の記事が公開。EDアニメの監督を務めたイリヤ・クブシノブ氏や原作に携わった神藤辰也氏・小林元氏が参加

 スクウェア・エニックスは、同社が制作したアクションRPGを原作とするテレビアニメ『すばらしきこのせかい The Animation』公式サイト内でクリエイター座談会の記事を公開した。座談会にはエンディングアニメーションの監督を務めたイラストレーターのイリヤ・クブシノブ氏をはじめ、原作ゲームのディレクターを務めた神藤辰也氏とキャラクターデザイナーの小林元氏が参加している。

 今回公開された座談会では、18歳のときに出会ったニンテンドーDS用ソフト『すばらしきこのせかい』(2007)との出会いで人生が変わったイリヤ氏のエピソードが本人から語られている。

 また、記事中では3人がテレビアニメ版の印象的なポイントと感じた「再現性の高さ」や「アニメならではの表現」、そして「深掘りされたキャラクター描写」などの点にスポットを当てた話も語り合われているようだ。

 『すばらしきこのせかい The Animation』は、MBSとTBS系列の全国28局ネットで放送中。5月28日(金)深夜1時25分からの第8話「エマージェンシーコール」では新展開を迎え、物語もいよいよ佳境を迎える。

 番組はAmazonプライムビデオやNetflixなどの各種映像配信サービスから見逃し視聴も可能なので、興味があればぜひチェックしてみてほしい。

 トーク内容の一部を含むリリース文は以下のとおりだ。

「すばらしきこのせかい The Animation」クリエイター座談会開催!

「人生を変えた作品」の 14 年越しのアニメ化に携わった
イリヤ・クブシノブ氏が語る「すばせか」の魅力とは。

公式サイト URL:https://subarashiki-anime.jp/

株式会社スクウェア・エニックス制作のアクション RPG「すばらしきこのせかい」を原作とするアニメ「すばらしきこのせかい The Animation」の公式サイトにて、クリエイター座談会の記事を公開しました。座談会の参加者は、原作ゲーム「すばらしきこのせかい」(以下、「すばせか」)を制作したスクウェア・エニックスのディレクター神藤辰也氏、キャラクターデザインを手がけた小林元氏、そして原作ゲームの大ファンであり、それが縁でエンディングアニメーションの監督を務めることになった、世界的人気イラストレーターのイリヤ・クブシノブ氏の 3 名です。イリヤ氏が語る「すばせか」との出会いや、ファンならではの視点で原作ゲームのクリエイターに迫るインタビューなど、ファン必見のトーク内容を一部公開します。

■ロシアの 18 歳の人生を変えた物語

「すばらしきこのせかい The Animation」の ED アニメーションを担当したイリヤ・クブシノブ氏が座談会の冒頭に語ったのは、「すばせか」との出会いで人生が変わったというエピソードでした。

(どうして「すばせか」をプレイしてみようと思ったのか?)

―18 歳の時に初めて「すばせか」のビジュアルを見て「グラフィックとかスケボーとか、キャラクターデザインもかっこいい!やってみたい!」と思ったからです。でも、学生でお金がなくて。ニンテンドーDS を買うために、他のゲームハードを売りました(笑)

きっかけはビジュアルで、ネットでも評判が良かったので買ってみて、ストーリーを理解するために英語も勉強して、いろいろ頑張りました。あの時 DS を買って「すばせか」をやらなかったら自分の人生どうなっていたかなって、考えると怖くなります。というのも、「すばせか」は私の人生を変えた作品なんです。

高校を卒業した後、建築の大学に行こうとしていたんですが、入学試験に落ちてしまって、未来が見えなくて、ものすごく落ち込んでいました。

ロシアでは進学をしなければ兵隊訓練を受けないとならなくて、自分は兵隊には向いていないと思っていたので、専門学校を見つけて通い始めたんです。その専門学校が遠くて、毎日自宅から片道 2 時間かけて電車で通っていたんですが、その間ずっと「すばせか」をやっていました。すごく落ち込んで、人生に悩んでいた時期だったんですが、ネクが成長して変わっていく姿に励まされて、ゲームをクリアしてエンディングを見たときに、「もう一度大学を受けてみよう」と考え直せるようになって。もうどうでもいい、終わった、って思っていたのに、「すばせか」
のストーリーやキャラクターのおかげで自分の中で何かが変わったんです。おかげで大学にも合格できて、全然終わりじゃなかったなって。「すばせか」に救われたんですよ。

「すばせか」を作った皆さんとしてはゲームを楽しんでくれればって考えてつくられていると思うのですが、実はそれ以上に大きな影響を与えています。「すばせか」のおかげで、私は今生きていて、日本に引っ越して、アニメのED を監督している!皆さんが作ったゲームが、皆さんの知らないところで誰かの人生を作っているんです。

この熱いメッセージにゲームを手掛けた神藤氏、小林氏も感無量。神藤氏は「すばせか」は主人公ネクの成長物語が軸であり、「ネットが発展し始めてコミュニケーションの仕方が変わってきた当時の社会情勢を踏まえて、15 歳の少年がどういう風に人とかかわりあって成長していくのか、ぼくらなりの若い人たちへのメッセージを織り込んでいったつもりです。」と語りました。

主人公のネクは渋谷を舞台に繰り広げられる「死神ゲーム」に訳がわからないまま巻き込まれます。襲い来る敵“ノイズ” に立ち向かうためには、ともに戦う “パートナー” が必要というゲームのルールに則り、同じゲームの参加者であるシキとパートナー契約をするところから物語は始まります。人との関わりを避けるためのヘッドホンがトレードマークであるネクが、シキや他の参加者との交流を通じて少しずつ表情豊かになっていく様子が、アニメならではの表現で丁寧に描かれていきます。

■再現性の高さとキャラクター描写の魅力

実際にアニメを視聴して印象的なポイントとして 3 人が挙げたのが「再現性の高さとアニメならではの表現」と「深堀されたキャラクター描写」です。

イリヤ 全編に声が入っているのは大きいですよね。特にビイトはキャラがさらに鮮やかで強くなって、ビイトのことがもっと好きになりました。ゲームプレイをアニメでどう表現するのか気になっていましたが、アクションシーンがすごいですよね。

神藤 ゲームの長尺の話を限られた話数でまとめるのは大変で、切らざるを得ないエピソードもありますが、声優さんの力もあってキャラクターがしっかり描かれるので、アニメになることでより説得力が増すなと。個人的にはアニメオリジナルでシキとエリのエピソードを掘り下げていただいて、原作でも気に入っているエピソードだったので、深く描かれて嬉しかったです。キャラクターへの愛着がわきますよね。

小林 シキとエリのエピソードも、ゲームだと同じグラフィックだったんですけど、アニメだとエリがしっかり描かれてより感情移入しやすくて、アニメすごいなって。

神藤 エリがお花屋さんでお花買うところ、いいですよね。

イリヤ あれはよかったですね!

グラフィックやボイスのデータ量に制限があったニンテンドーDS のゲームから 14 年を経てのアニメ化。オリジナルキャストによるフルボイス、3DCG を取り入れた迫力のアクションシーンはもちろん、オリジナルストーリーを加えたキャラクター描写もアニメの魅力のひとつです。

座談会で話題に上がった、シキと親友のエリのシーンの他にも、アニメならではのキャラクターの心情描写は、謎多きストーリーを解き明かす伏線にもなっています。

5 月 28 日(金)深夜 1 時 25 分から放送の第 8 話「エマージェンシーコール」では新展開に突入し、“死神ゲーム”も佳境を迎えます。3 回目のゲームにネクはいかに立ち向かっていくのか?生き残ることができるのか?今後の展開にご注目ください。

▽これまでのお話を見逃してしまった方はこちら

各種配信プラットフォームにて好評配信中!

https://subarashiki-anime.jp/onair

▽座談会の全貌は公式サイトにて公開中!

イリヤ氏が ED アニメーションを担当することになった経緯や、原作ゲームに関するエピソードや小ネタなど、ファン必見の内容になっていますので、お見逃しなく。

https://subarashiki-anime.jp/special

▽イリヤ氏が手掛けた ED アニメーションはこちら(ノンクレジット ED)

https://youtu.be/Xd0wjNcZPks

▽「すばらしきこのせかい The Animation」 情報

■タイトル
「すばらしきこのせかい The Animation」

■放送日時
2021 年 4 月 9 日(金)深夜 1 時 25 分から

■放送局
MBS/TBS 系全国 28 局ネット“スーパーアニメイズム”枠

■PV
https://youtu.be/b7p8TN_5xZE

https://youtu.be/2RDwMWOjqsc

■制作スタッフ

原作:「すばらしきこのせかい It’s a Wonderful World」(スクウェア・エニックス)
監督:市川量也(DOMERICA)
シリーズ構成:後藤みどり(サンジゲン)
キャラクターデザイン:野村哲也・小林元(スクウェア・エニックス)
総作画監督・アニメーションキャラクターデザイン:松浦有紗
アクション CG 監督:寺田良介
監督補佐:清水朱音
美術監督:渡辺敦之
色彩設計:太田唯・植竹茉奈
3DCG 監督:鎌田麻友美
音響監督:清水洋史
音楽:石元丈晴(THRILL)
アニメーション制作:DOMERICA × SHIN-EI ANIMATION
製作:すばらしきこのせかい製作委員会 MBS

■ストーリー

“シブヤ”の街を駆け巡り、7 日間の「死神ゲーム」を生き残れ!!

シブヤのスクランブル交差点で目を覚ました主人公・ネク。
そこは現実のシブヤと重なりあう異なる次元“UG(アンダーグラウンド)”だった。

訳が分からないまま「死神ゲーム」の参加者になっていたネクは、
同じゲームの参加者である少女・シキと出会い、“パートナー”として契約。

理不尽に課せられる“ミッション”や襲いかかってくるバケモノ“ノイズ”に立ち向かいながら、
「死神ゲーム」と自分の記憶に隠された真相に迫っていく。

『生き残れるのは、パートナーを信頼できた奴だけだ。』

果たして、彼らは生き残ることができるのか―

■キャラクター/キャスト

ネク/桜庭 音操(CV:内山昂輝)

常にヘッドフォンをつけ、あまり他人とかかわりを持とうとしない、グラフィティの好きな 15 歳の少年。

突然シブヤの雑踏で目覚めた時、以前とは何かが違っていた…。

シキ/美咲 四季(CV:鉢嶺杏奈)

服装にはかなり気をつかっている 15 歳のおしゃれな少女。

手作りのネコのぬいぐるみをいつも持ち歩いている。

ビイト/尾藤 大輔之丞(CV:木村昴)

頑固で熱い 15 歳の少年で、ライムと行動を共にしている。

彼がここへやってきた理由は謎に包まれている。

ライム/(本名不明)(CV:竹達彩奈)

一生懸命ひたむきな少女。

ビイトと共に行動しており、明るくて笑顔を絶やさない。

ヨシュア/桐生 義弥(CV:木村良平)

生意気で偉そうな態度をとるミステリアスな少年。

様々なことに詳しく信頼できそうな反面、どことなく信用ができない部分もある。

■公式サイト・SNS
公式サイト : https://subarashiki-anime.jp/
公式 Twitter アカウント : @TWEWY_PR

ライター/ヨシムネ

ライター
2019年11月加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。
コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『モンスターファームアドバンス2』『新・世界樹の迷宮2』など。
Twitter:@fuyunoyozakura
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