ジー・モードは、6月5日(土)に配信されたインディーゲーム情報番組「INDIE Live Expo 2021」のなかで、新作ゲームプロジェクト『OU』に関する最新映像を公開した。あわせて、Steam版のストアページも開設されている。本作はSteamとNintendo Switchへ向けて2021年に発売予定だ。
『OU』は、ジー・モードから発売されたRPG『セパスチャンネル』や生活ゲーム『ちゅら島暮らし』で知られるゲームデザイナーの幸田御魚氏が企画とシナリオ、デザインを手がける新作アドベンチャーゲームだ。開発は「第24回文化庁メディア芸術祭」で新人賞を受賞した作品『アンリアルライフ』の販売元であるroom6が担当している。
本作は柔らかなタッチのグラフィックと、郷愁感のあるギター演奏によるBGMが特徴。おぼろげな景色のような世界「ウクロニア」を舞台に、自身の物語を追う少年「OU」がさまざまな存在との出会いを通して、自身の存在意義や世界の秘密を解き明かしていく。発表によると、本作はマルチシナリオ方式が採用されており、プレイヤーの行動次第で物語や結末が分岐するという。
また、主人公が作中で使える道具は「ふせん」のみで、謎解きやアイテム探しに利用できるほか、主人公を追ってくる不気味な存在へ投げつける使用法も存在。進み方が分からないときには、オポッサムのサポートキャラクター「サリー」からアドバイスを得られるようだ。
本発表に関するリリース文は以下のとおり。興味があれば、Steamのウィッシュリストへ登録して続報を待ってみてほしい。
タイトル:OU
配信予定プラットフォーム:Nintendo Switch、Steam
配信予定時期:2021年内
ジャンル:アドベンチャー
コピーライト:© G-MODE Corporation
Introductionエモーションと世界観を重視した柔らかなタッチ。
どこか郷愁感のあるギター演奏による音楽。
そこで展開するのは「だれかのための物語」
ミヒャエル・エンデ作品のように現実との接点を持ち、
アドベンチャーゲームの形をした「何か」。
「OU」はゲームに対する一つの挑戦でもあります。
Story
どこか遠い日々に見た
おぼろげな景色のような世界・ウクロニア。
尻尾に火をつけたオポッサム「サリー」に誘われ、
自身の物語を追う少年「OU」の物語。
彼を追う「サウダージゴースト」。
主人公と瓜二つの「ジェミニ」。
悲劇に誘う「泣き女」。
様々な存在と出会いながら、物語は変化していく。
彼は何者なのか。ウクロニアとは何なのか。
いくつかの結末、そして真相にたどり着くことで
物語とその意味は大きく変わっていく‥。
System
ステージ上のギミックを調べ、様々な謎を解いてストーリーを進めるアドベンチャーです。
主人公が唯一使える道具「ふせん」は、謎解きやアイテム探しに使ったり、追ってくる不気味な存在に投げつけたりなどして活用できます。サポートキャラクターであるオポッサムの「サリー」からアドバイスを得ながら。
そして時に奇妙な登場人物に翻弄されながら進行するストーリーは、プレイヤーの行動次第でいくつかの物語に分岐するマルチシナリオです。
Character
OU
干からびた河原で目覚める少年。
何度も、繰り返し‥。
サリー
尻尾が燃えているオポッサム。
口は悪いが情が深い。
泣き女
突如現れては涙と共に雨を降らせる。
関わると悲劇に見舞われる。
サウダージゴースト
OUを飲み込む為に様々な姿で現れる怪物。
飲み込まれた先にあるものは‥?Image
Copy
¿Dónde están tus ojos?
¿Dónde está tu corazón?
「‥では、その目はどこに?その心はどこにある?」
ライター/ヨシムネ