日本一ソフトウェアは、絵本を旅するRPG『わるい王様とりっぱな勇者』を6月24日(木)に発売した。プラットフォームはPS4、Nintendo Switch。価格はいずれも税別で通常版がパッケージ・ダウンロードともに6980円、初回限定版は8980円。
初回限定版にはオリジナルBOX、ミニアートブック、2枚組サウンドトラックが付属する。
『わるい王様とりっぱな勇者』本日発売!
— わるい王様とりっぱな勇者👑絵本好評発売中 (@usotsukihime) June 23, 2021
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『わるい王様とりっぱな勇者』は、勇者に憧れる人間の子供「ゆう」と、その育ての親であるドラゴンの魔王の物語が描かれるRPG。
今は亡き勇者の子供「ゆう」は、毎晩、育ての親であるドラゴンから父親である勇者の冒険のお話を聞き、父親のような立派な勇者になることに憧れている人間の女の子。だが、ゆうは知らないが、このドラゴンこそが邪悪な魔王として恐れられていた魔物たちの王だったのだ。
しかし今は心を入れ替え、こっそり人間を助けることもしている。こうして、ゆうは立派な勇者になるために冒険を始めるが、ドラゴンはゆうの冒険をこっそり手伝うのであった。
本作は人間の女の子と魔物の世界の交流が描かれており、冒険は「しゅぎょう」となっており、戦闘は魔物を倒すのではなく追い払うものとなっている。戦闘画面やフィールドとなる森をよくみると、育ての親であるドラゴンが見守っており、ゆうには隠れて色々と手助けをしてくれる。冒険から帰ると、ゆうは「しゅぎょう」の成果をドラゴンに話すが、実はそれはドラゴンのおかげだったり、微笑ましい光景を見ることができる。
絵本を彷彿とさせる手描き風のあたたかみのあるグラフィックが特徴なほか、切ない異種間交流の物語で人気を博したアクション・アドベンチャー『嘘つき姫と盲目王子』の企画・キャラクターデザインを務めた小田沙耶佳氏が開発を務めている。
このような心温まるストーリーがどのような結末を迎えるのか。キャッチコピーには「これは、いつか君に倒される物語」という不穏な言葉も出ている。どうやら温かいと同時に切ない物語が描かれるのかもしれない。『わるい王様とりっぱな勇者』は本日発売だ。