海外製ジャパニーズホラーゲーム『怨念 Malice』の無料体験版が公開。「かんちがい日本」的な演出からの本格的ジャパニーズホラーはひんやりした雰囲気が恋しいホラー/謎解きファンにおすすめ

 ビデオゲーム作りを学ぶeldritch氏とフリーランスプログラマーのPixelFr0ggie氏は、ジャパニーズホラーに影響を受けた一人称視点ホラーゲーム『怨念 Malice』の無料体験版を公開した。

 『怨念 Malice』でプレイヤーは旅行で日本を訪れたとある人物として、地下にある神秘的な神社を探索することになる。さまざまなアイテムを探して使いこなし、不吉な存在の気配のするこの神社から脱出しなければならない。

 実際にプレイしてみたが、海外製ながら和風な雰囲気はグラフィックからよく表現されていた。環境音も時折誰かがすすり泣くような声が聞こえたりと怖い。
 「みりょく」と書かれた観光パンフレット(主人公は「みりょく寺」に観光に来て事件に巻き込まれた)が出てきたときはいわゆる「かんちがい日本」ものかと思われたが、いい意味で期待を裏切られた。

 本作はどちらかというと恐怖より謎解き重視のゲームとしてデザインされているようだ。いくつか見つかる手記をしっかりと読めば謎解きはなんとかなるが、全編英語ということもあり謎解きでは大いに悩まされた。ジャンプスケア(びっくり)系の驚かしは少なめで、雰囲気重視のホラーゲームだと言えるだろう。

 謎解きも五行や将棋など日本の風習に則っており、「みりょく寺」や鎌倉時代にうち捨てられたらしい地下神社に浮世絵が貼られていることなど若干の突っ込みどころはある気がするが、全体的に見れば「ジャパニーズホラー」の名前にふさわしい内容に思えた。

(画像は『怨念 Malice』より)
(画像は『怨念 Malice』より)
(画像は『怨念 Malice』より)
(画像は『怨念 Malice』より)

 そろそろ部屋も暑くなってきたところではないだろうか。ひんやりとした雰囲気が楽しみたければ、『怨念 Malice』を試してみてほしい。

ライター
一日を変え、一生を変える一本を!学生時代Half-Lifeに人生の屋台骨を折られてから幾星霜、一本のゲームにその後の人生を変えられました。FPSを中心にゲーム三昧の人生を送っています。
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