『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』において、システムのバグを利用して作中最強武器「マスターソード」を迅速に入手するテクニックが新たに発見され、大きな話題を集めている。
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今回この裏技を発見したのは、本作の検証動画をTwitter上で投稿しているオカメいんこさん氏。特定条件下での攻撃力倍増にくわえ決して壊れないという特性を持ち、さらにはビームの放射も可能な最強武器「マスターソード」は、入手に厳しい条件を満たさねばならず、通常は最低でも13個のハート(体力ゲージ)が必要だとされている。
だが氏は、わずか3個のハート数で入手を実現。方法もきわめてシンプルだ。まず、マスターソードの台座とリンクとの間に薪の束を設置。炎の矢を放ち焚火を起こした後にコマンドの「ひまをつぶす」を選択。すると時間経過とともに画面が暗転。再び明るくなったタイミングでマスターソードに駆け寄ると、「ひろう」のコマンドが表示されピックアップが可能になるというものである。
詳しい仕組みは解明されていないものの、おそらくラグの発生とイベントのロード順が関わっており、一般のアイテムと同様に取得できる状況となるのではないかと推測される。ラグを利用したマスターソードの入手にはワープを繰り返すなどの方法も以前から存在しているが、より簡単で効率的なこのテクニックは大きな衝撃をもたらす発見となった。
発売から4年以上が経つ本作のいまだ根強い人気を感じさせる今回の一件。SNS上ではすでに再現動画や検証を発展させた映像が投稿されているほか、RTAの界隈でも早速ランへの応用が始まっており、さらなる盛り上がりが期待できそうだ。
ライター/dashimaru