ゲームRTAイベント「Summer Games Done Quick 2021」(SGDQ 2021)が終了。約1週間にわたってさまざまなゲームのRTAが披露され、国境なき医師団への寄付額は290万ドル(約3億2000万円)を突破。これはオンラインイベントとなったGames Done Quick(GDQ)の新記録となった。
GDQの公開している寄付インデックスによると、寄付は4万人以上から集まった。また、寄付の最高額は25万ドル(2500万円)、平均は72.1ドル(約8000円)、中央値は25ドル(約2760円)となっている。
なお、2020年にオンラインイベントとなった「Summer Games Done Quick 2020」は235万ドル、2021年はじめに行われた「Awesome Games Done Quick 2021」は274万ドルを記録するなど、開催を重ねるごとに寄付額は順調に伸びている。
SGDQは毎年夏に約1週間にわたって行われる大型RTAイベント。イベント期間中に寄付を集めるのも特徴だ。寄付額によってRTAの内容が変わることもある。これまではホテルに集まってRTAを披露するオフラインとオンラインを併用したイベントだったが、新型コロナウイルスの感染拡大によりオンラインイベントに移行した。
SGDQ 2021ではクラシックタイトルのRTAや音ゲーのスーパープレイから、『マリオストーリー』のRTAのはずなのに『ゼルダの伝説 時のオカリナ』が表示される変わり種まで、さまざまなRTAが披露された。
次の大型イベントは女性によるRTAイベント「Flame Fatales 2021」。現地時間8月15日から8月21日まで開催される。また、SGDQと双璧をなす大型イベント「Awesome Games Done Quick 2022」は、現地時間2022年1月9日から16日に行われる予定。
なお、SGDQ 2021ボーナスイベントとして、コミュニティスポットライトも配信中だ。
The #SGDQ2021 Bonus stream is tonight on the Community Spotlight! Tune in as we show off backup runs that didn't make it into the schedule for the event! We have Sonic CD 2011, Office Race, Uncharted 2, Halo: Reach, and Bioshock; tune in!https://t.co/KDNFEYMX74 pic.twitter.com/IIYG4lMXNB
— Games Done Quick 🔜 #FlameFatales (@GamesDoneQuick) July 12, 2021