ゲーム開発会社AVOS’は、歴史的作家が殴りあう格闘ゲーム『Write ‘n’ Fight』を開発中だ。対応プラットフォームはPC(Steam)で、11月20日発売予定。
『Write ‘n’ Fight』は歴史的作家が殴り合う格闘ゲーム。公開されたトレイラーではH.P.ラブクラフト、レフ・トルストイ、フョードル・ドストエフスキー、ウィリアム・シェイクスピア、チャールズ・ディケンズ、アーネスト・ヘミングウェイなどの姿が確認できる。なぜ生きた時代の異なる彼らが殴り合っているのか、理由は公開されていない。
オーラをまとうのはともかく、戦闘シーンのほとんどが現実的な殴り合いだ。一方、ラブクラフトの手が伸びたり、ドストエフスキーが『罪と罰』のイメージと思われる斧を使ったりと、ある種の原作再現が行われている点も面白い。文学がお好きであれば、各ファイターの戦闘方法がどんな作品から影響を受けているかを考えるのも面白いかもしれない。
各ファイターは自分自身のマジックフィールドを短時間展開でき、展開されたあとはファイティングゲームがアーケードゲームになるとされている。展開したキャラクターは「ボス」になるとされているため、大幅にパワーアップしそうだ。トレイラーでも紹介されていないためどのようなゲームプレイになるかは不明だが、ゲームの肝になりそうなシステムだ。
また、各ステージでは一撃でやられるデンジャーゾーンが設定されている。グラフィック面ではあえて画像を粗くする「レトロモード」が搭載されている。
まだゲームとしては不明な部分があるが、11月発売予定ということで続報もありそうだ。『Write ‘n’ Fight』に興味がある方は、Steamのウィッシュリストに登録して発売をまってほしい。