Odencatが開発するアドベンチャーゲーム『くまのレストラン』のPC版(Steam)が2021年9月に配信されるとSteamのストアページから明らかになった。同スタジオからの公式な発表は出ていない(本稿執筆時点)。
『くまのレストラン』は、天国と地獄の間にあるレストランで、シェフの「くま」が死者に最後の晩餐をふるまうドット絵アドベンチャー。プレイヤーはシェフの助手の「ねこ」となり、レストランを訪れる客たちの好物を調べるため彼らの生前の記憶に触れながら数々の「死」と向き合っていく。
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悲しくも切ない感動の物語が紡がれる本作は、いわゆる「泣きゲー」と称されており、iOS/Androidで配信されたアプリ版は全世界で100万以上ものダウンロード数を記録。2019年には「Google Indie Game Festival Top3」に選出され「Google Best of 2019」のアワードを獲得しているほか、6月にはNintendo Switchへの移植も行われた。
Nintendo Switchへの移植に際して追加された新規楽曲や、助手の「ねこ」が「くま」の出張中に代理シェフを務めるオリジナルエピソードが今回のSteam版に収録されているかは不明だが、ストアページ内のスクリーンショットにはシェフ帽を被る「ねこ」の姿が確認できた。また、同ページの記載によればコントローラーでのプレイと日本語を含む全14の言語に対応するとのことだ。
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『くまのレストラン』は、2021年9月にPC(Steam)でのリリースを予定しており、販売価格は未定。なお、本作の対象年齢は12歳以上となっている。
ライター/dashimaru