『どこでもいっしょ』の高橋宏典氏がインディーゲームのパブリッシャー「Amata Games」を立ち上げ。第1弾は『NOSTALGIC TRAIN』

 『どこでもいっしょ』、『トロと休日』の開発に携わり、現在はゲーム会社「あまた株式会社」の代表取締役会長を務めるゲームクリエイター高橋宏典氏が、あまた株式会社でインディーゲームのパブリッシャー「Amata Games」を設立したことを、自身のTwitterアカウントで明らかにした。

 第1弾は、PCで発売していたアドベンチャーゲーム『NOSTALGIC TRAIN』のコンソール展開でのパブリッシングとなり、本日、Nintendo Switch版を配信開始した。価格は税込1480円。今後はPS4、PS5、Xbox One、Xbox Series X|Sにも展開していくという。

 またAmata Gamesの公式サイト公式Twitterもあわせてオープンしている。

 高橋宏典氏は、『どこでもいっしょ』でディレクター、『トロと休日』でプロデューサー、『ストラガーデン』でプロデューサーを務めたことのあるゲームクリエイター。また近年では、VR脱出アドベンチャゲーム『Last Labyrinth』(『ラスト ラビリンス』)を手掛けたことでも知られている。

 そんな高橋氏が代表取締役会長を務める、あまた株式会社はゲーム開発を軸に、VRや映像メディアなど、幅広く事業を行っている。そんなあまた株式会社が、今回、インディーゲームのパブリッシングをつとめる「Amata Games」のオープンを発表した。

 公式サイトによると、『Last Labyrinth』の開発を通じて、インディーゲームの魅力をもっと広めていきたいと思ったという。

2019年に発売されたインディーゲームであるVR脱出アドベンチャーゲーム『Last Labyrinth』の開発・パブリッシングを経験したことで、インディーゲームの魅力をもっと広めていきたい、面白いゲームをいろいろなハードで楽しんでもらいたいと考えるようになりました。


そこで、私たちが「面白い!」と思うインディーゲームを、開発者だけでは対応が難しい、様々なプラットフォームへの移植や配信をあまたが担うことで、もっと多くの方にその魅力をお伝えできればと、「Amata Games」をオープンしました。

 そのパブリッシング第1弾は、アドベンチャーゲーム『NOSTALGIC TRAIN』となる。

 『NOSTALGIC TRAIN』は、日本の田園風景の中で、消えた人々と自分自身の謎を解き明かしていく、幻想的な一人称視点のアドベンチャーゲーム。いわゆる「ウォーキング・シミュレーター」と呼ばれるジャンルとなる。

 日本のインディーゲームクリエイター「畳部屋」氏が2018年Steamで配信し、日本の田舎の風景を、美しく再現したCGのクオリティが大きな話題を呼び、第22回文化庁メディア芸術審査委員会推薦作品にもなった。

 あまたはこの作品のNintendo Switchへの移植と、複数言語への対応を行ったとのこと。海外でもコンソール展開を予定している。なお初期設定は英語となっているので、言語設定から日本語に切り替えて欲しいとのこと。

 『NOSTALGIC TRAIN』はNintendo Switchで本日配信。また「Amata Games」の今後も展開も要注目といえそうだ。

ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman
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