韓国発のドラマ『イカゲーム』が爆発的な人気を博している。9月17日(金)よりNetflixで配信されている同作は、高額な賞金のために命をかけて争う「デスゲームもの」というニッチなジャンルがら、巧みな演出や格差社会を描くテーマ性が話題を呼び、世界90ヵ国で一時的に視聴再生数のトップを記録するなど大きな注目を集める騒ぎとなった。
一部では社会現象にまで発展を遂げたこの空前のブームを受け、SNSではイラストやコスプレなどの二次創作活動も白熱。ゲーム界隈でも『あつまれ どうぶつの森』(以下、あつ森)や『マインクラフト』(以下、マイクラ)をはじめ、さまざまなタイトルを通じて同作の再現が試みられている。
『あつ森』による再現動画をYouTubeに投稿したのは、これまでにも『スポンジ・ボブ』など多数の映像作品の『あつ森』化を手がけてきたJ Plays氏。タコの「タコヤ」を主人公に据え、『イカゲーム』への参加を電話で申し込む序盤のシーンから、韓国の子ども向け遊戯をモチーフとしたデスゲームの数々がわずか2分30秒の中に網羅されている。
すでに視聴済みの方にとっては楽しめるクリップだが、同動画は作品の結末を含む激しいネタバレを含んでいるため、これから『イカゲーム』に触れる予定の方は注意していただきたい。
また、『マイクラ』ではドラマ内のゲーム会場を自由に探索して遊べるマップが登場。とある海外ユーザーによって制作された同マップは海外の『マイクラ』コミュニティサイト「Planet Minecraft」からダウンロードが可能だ。
上記の他にも、『フォートナイト』、『GTA 5』、『Roblox』といったタイトルによる『イカゲーム』の再現も確認されている。さらには60秒間のループを繰り返しながら物語を進めるアドベンチャーゲーム『Minit』の開発者であるdom氏も、PS1風のグラフィックで制作したショートムービーを公開。Twitterの投稿には3万件近い「いいね」が寄せられており、同作に対する人気の高さが伺える形となった。
red light green light pic.twitter.com/1SEIajgyBC
— dominik johann (@zerstoerer) October 5, 2021
ドラマ『イカゲーム』は定額制動画サービス「Netflix」で配信中。世界を熱狂に包んでやまない同作をめぐる、ゲームコミュニティの今後の動向にも注目していきたい。