『モータルコンバット』の蔵出し映像が公開。不死の忍者・スコーピオンを代表する引き寄せ技「スピア」誕生の背景が当時のメイキング風景から明らかに

 対戦型格闘ゲーム『モータルコンバット』シリーズの生みの親であるEdward John Boon氏は10月13日(水)、作中に登場する不死の忍者・スコーピオンを象徴する引き寄せ技「スピア」の誕生の背景を明かす映像をTwitterに投稿。あわせてコメントを連投し解説を付け加えた。

 今回の映像は、2022年の『モータルコンバット』シリーズ生誕30周年を前に、開発開始から30年目を迎えたのを祝して公開されたもの。同シリーズの看板キャラクターとして知られ、6月に国内で公開された実写映画版では俳優の真田広之氏が演じたことでも話題となった、スコーピオンのメイキング風景が当時のままに収められている。

(画像はTwitterより)

 アクターを務めたDaniel Pesina氏によるモーションの撮影中、Boon氏は突然“クールな”技を思いつく。「ニンジャってロープを使えたっけ?」と確認しつつ、ひらめいた腕を伸ばす動きを興奮ぎみに「ファッッ!」と披露。「これが敵に刺さってこうして自分の元へ引き寄せられたら…」と矢継ぎ早に語られるアイデアに「今何て?」との声が思わずスタジオからは漏れる。

 その後は演技を微調整しながらモーションを固めていく作業へと移る。もうひとりの生みの親であるゲームデザイナーのJohn Tobias氏もこれに加わり、「もう少し蛇みたいに」、「両腕で引っ張ってみよう」といった演出をつけながら次第に完成形へと近づいていった。

(画像はTwitterより)
(画像はTwitterより)
(画像はTwitterより)

 Boon氏が投稿した一連の補足によれば、こうして誕生した「スピア」は相手の意表をつく奇襲技とするため、アニメーションを簡略化しフレーム数を抑えて作成されたとのこと。当時の技術的な容量の制約もあり、攻撃を受けた対戦相手のモーションは既存のパターンから流用した旨なども明かされている。

 同氏は翌年のシリーズ誕生30周年記念に向け、こうしたアーカイブ映像の蔵出しに前向きな意欲を見せている。今後の投稿にも引き続き注目しつつ、新たなサプライズを期待したいところだ。

ライター
フリーランスの翻訳者を経て、2021年より編集アシスタントとして加入。京都の町屋で猫と暮らす。
Twitter:@dashimaruJP
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