任天堂は11月1日15時に、『ドクターマリオ ワールド』のサービスを終了した。2019年7月よりサービスを開始した本作は、約2年間のサービス期間となった。
サービス終了にあわせて、本作の公式Twitteアカウントにてユーザーへの感謝を伝えるビジュアルを公開した。
ブルー「ついに明日、ドクターマリオワールドのサービス終了だ・・・」
— ドクターマリオ ワールド (@Drmarioworld_JP) October 31, 2021
イエロー「みんな〜今まで遊んでくれて本当にありがとう〜」
レッド「ゲームは遊べなくなるけど、今までの記録が見られるWebページを用意するから、それ見てオレたちのこと思い出してくれ!みんな、元気でな!!」#ドクマリ pic.twitter.com/IhDYAWChNB
なお、日本円でユーザーが購入した未使用「有償ダイヤモンド」は、資金決済法に基づき1月31日の14時まで払戻しが可能であるため、払戻しが完了するまでは、アプリはアンインストールせずに端末に残すようアナウンスされている。払い戻しの詳細は公式サイトに掲載されている「払い戻しの案内」を確認されたい。
『ドクターマリオワールド』は、1990年にファミリーコンピュータとゲームボーイ向けに発売された落ちものパズルゲーム『ドクターマリオ』を原作とするスマートフォン向けパズルゲームだ。
『ドクターマリオ』シリーズには根強い人気があり、NINTENDO64やゲームボーイアドバンス、ニンテンドーゲームキューブでもリリースされている。また、2001年に発売された『大乱闘スマッシュブラザーズDX』での隠しキャラとしての登場を機に、その後はシリーズを通じて登場しており、ドクターマリオと言えば『スマブラ 』シリーズでお馴染みのキャラクターと認知している読者も多いだろう。
本作は、そんな『ドクターマリオ』シリーズの最新作という位置づけでリリースされ、カプセルが上からではなく下から登ってくるなどの特徴で話題となった。その他にも用意された5つのワールドや「ドクターマリオ」以外の特殊なスキルを持った「ドクターピーチ」や「ドクタークッパ」が登場するなど、さまざまな独自の要素が取り入れられていた。
また、LINEやFacebookと連携し、ハートを送りあうことでスタミナを回復する機能や、オンラインで直接対戦する「VSモード」も搭載し、スマホゲームならではの展開を画策した作品であった。
公式サイトのアナウンスによると、サービス終了後にアプリを起動してもゲームプレイは不可能であるものの、ユーザーが自身のプレイ履歴を振り返ることができるWebページ「ドクターマリオ ワールド メモリーズ」を公開予定だという。