アメリカのパブリッシャー(販売元)であるHumble Gamesは11月2日(火)、引っ越しの荷物で新居を彩る荷ほどきパズルゲーム『Unpacking』(以下、アンパッキング)を発売した。本作はPC(Steam、Humble Store、GOG、Windows)のほか、Nintendo Switch、Xbox One、Xbox Series X|SおよびXbox Game Passへ対応している。
価格はプラットフォームごとに異なるが、参考までにSteam版は税込2050円で販売中だ。
『アンパッキング』はありふれた引っ越しの荷ほどき作業をモチーフに、オーストラリア・ブリスベンのスタジオであるWitch Beamが制作した禅の要素を含む作品である。作中ではさまざまな荷物を空きスペースへ置いて部屋を彩るとともに、持ち主の人生や新居へ運ばれた荷物・運ばれなかった荷物へ想いをはせていく。
本作ではスコアや時間制限などの概念が存在せず、リラックスした状態で楽しめる点が大きな特徴。荷物もある程度自由に設置できるため、きれいに整頓するか、あるいは独自のセンスへ従って配置するかはプレイヤーの自由だ。
また、作中ではリアルタイム戦略ゲーム『Shogun Total War: Warlord Edition』(2000)の音楽を手がけ、BAFTA(英国アカデミー賞)ゲーム部門の前身となるアワードイベントで部門賞を受賞したジェフ・ヴァン・ダイク氏による音楽も印象に残るものとなっている。
『アンパッキング』はPC、Nintendo Switch、Xbox向けに発売中だ。SpotifyやApple Musicなどの音楽配信サービスでは本作のオリジナルサウンドトラックも配信されているので、興味があればまずは一度聴いておくとよいだろう。