オーイズミ・アミュージオは、アドベンチャーゲーム『忘れられた都市 – The Forgotten City』の発売日を2021年12月23日(木)から「2022年3月3日(木)」に延期すると発表した。
理由は「諸般の事情」としている。対象プラットフォームはPS4、PS5。価格はパッケージ版が税込6578円、ダウンロード版が税込5980円。
【発売日変更のお知らせ】
— Amuzio (@oizumiamuzio) November 18, 2021
12月23日(木)に発売を予定していた『忘れられた都市 – The Forgotten City』ですが、発売を来年3月に延期することとなりました。
楽しみにして下さっている皆様、誠に申し訳ございません。
何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。https://t.co/Rjy6Zba8oN
『忘れられた都市 – The Forgotten City』は古代ローマの古代都市を舞台にしたタイムループ・ミステリーアドベンチャーゲーム。
主人公は現代から古代ローマの時代にタイムスリップした「あなた」。その都市は「ひとりが罪を犯せば、すべての人が死ぬさだめとなる」という呪いがかけられている不思議な場所だった。主人公はこの都市を救うために何度もタイムループを繰り返し、都市の住民から情報を聞き出し、ときには倫理的選択をして運命を決めることになる。
本作はもともと『The Elder Scrolls V: Skyrim』のMODをリメイクした作品で、原作と比べて大幅にストーリーを追加し、舞台を古代ローマの時代に変更してUnreal Engineを使って開発された作品だ。
すでに発売している海外からは高い評価を受けており、記事執筆時点でSteamでは2900件近いレビューが集まり「圧倒的に好評」となっている。またレビュー集積サイトmetacriticでもPC版が「85」と高いスコアをマークしている。
歴史を背景とした重厚なシナリオや、相手を説き伏せたり、魅了したり、ときには賄賂や恫喝などを使える自由度の高さ、そしてタイムリープを使ったギミックがプレイヤーから好評のようだ。ゲームはマルチエンディングとなっており、選択が重要になってくる。
残念ながら日本語版が発売延期となってしまった本作。ループもののミステリーアドベンチャーの傑作をプレイできるまで、もうしばらく辛抱だ。