グラミー賞2022に『星のカービィ』から「メタナイトの逆襲」アレンジ楽曲が部門ノミネート。疾走感ただようジャズサウンドが脚光を浴びる

 日本時間11月24日(水)、「第64回グラミー賞」におけるノミネート作品の一覧が発表された。毎年アメリカの「ザ・レコーディング・アカデミー」が主催し、世界でもっとも権威ある音楽賞のひとつとして多くの注目を集める今回のアワードには、ゲーム業界から『星のカービィ』シリーズにちなんだ楽曲が選出されている。

 候補となった曲名は「Meta Knight’s Revenge」。1996年に発売された『星のカービィ スーパーデラックス』内のゲームモード「メタナイトの逆襲」における戦艦ハルバードのBGMをアレンジしたもので、原曲は『大乱闘 スマッシュブラザーズ』シリーズでも独自に編曲されたバージョンが使用されるなど、屈指の人気音楽として親しまれている。

 このたび「ベストアレンジ(インストおよびアカペラ部門)」にノミネートされた同局は、ニューヨークを拠点に活動する「The 8-Bit Big Band」が2021年1月にバンドのYouTubeチャンネル上で公開した楽曲。アレンジを務めたのはCharlie Rosen氏とJake Silverman氏だ。軽快に駆け抜けるようなメロディをグルーブ感ただようジャズサウンドで再現し、チップチューンの遊び心も加えつつ高揚感あふれる豪華な一曲へと仕上げた。

 The 8-Bit Big Bandは、『スーパーマリオ』『ゼルダの伝説』シリーズなどの任天堂作品を中心に、20名からときには60名を超えるオーケストラ編成で多彩なゲーム音楽のジャズカバーを披露している。彼らの音源はYouTubeSpotifyで視聴が可能だ。

 原曲は1作目から『星のカービィ』シリーズの音楽を担当してきた作曲家の石川淳氏が制作。全86部門にわたり音楽業界で優れた実績をあげたアーティストを表彰する今回のアワードには、日本国内のファンも多いBTSビリー・アイリッシュなどもノミネートされ話題をさらっている。

(画像はYouTube「【スマブラSP】27:メタナイト」 より)

 同アワードの受賞式は2022年2月1日(火)に開催を予定。現時点では候補に名を連ねている段階だが、部門賞に選出されれば、日本発のゲームミュージックが大きな脚光を浴びることとなるだろう。

ライター
フリーランスの翻訳者を経て、2021年より編集アシスタントとして加入。京都の町屋で猫と暮らす。
Twitter:@dashimaruJP
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