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100本以上のシナリオで遊べる3DダンジョンRPG『ウィザードリィ外伝 五つの試練』Steam版が12月17日に発売決定。シナリオエディタ機能は2022年内の実装を目途に開発中

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 イードは12月12日(日)、『ウィザードリィ外伝 五つの試練』(以下、五つの試練)を12月17日(金)の18時に発売すると発表した。こちらは、開発中のタイトルをリリースする早期アクセスを通じて配信される。

 本作は、2006年に発売された同名タイトルをベースとした3DダンジョンRPG。キャラクターを作成し、グリッド状の通路で構成されたダンジョンを探索、シンプルなコマンド式の戦闘を繰り返し、シナリオを進めていく。
 ワイドスクリーンへの対応新たなユーザーインターフェースの追加など、ユーザビリティに関わる多くの内容がオリジナル版から刷新されている。

100本以上のシナリオで遊べる3DダンジョンRPG『ウィザードリィ外伝 五つの試練』Steam版が12月17日に発売決定。シナリオエディタ機能は2022年内の実装を目途に開発中_001

 本作の特徴的な仕様として、いくつもの独立したシナリオをひとつのソフト上で遊べる構造が挙げられる。早期アクセスの開始時から、数十時間以上のプレイが可能な5本の公式シナリオが実装され、さらにオリジナル版『五つの試練』のコミュニティにて制作された110本近いシナリオがSteam版向けに自動コンバートされる。

 なお、Steam版の早期アクセス時点では、シナリオエディタ機能は実装されないことも今回明らかにされた。これにともない、以前アナウンスされていたSteamのワークショップ機能への対応は中止となる。
 Steam版のエディタ機能は提供の形態を変更し、2022年内のリリースに向けて再開発が進められているようだ。同時に、公開されたユーザーシナリオを評価する手段の追加も検討されている。

 また、オリジナル版でシナリオを制作していたユーザーに向けては、Steam版上で公開されているものを調整するためのツールが近日中に公開される予定となっている。こちらによって、シナリオの公開設定を変更したり、解説文を付与したり、といった編集が行えるようになる。

 『ウィザードリィ外伝 五つの試練』のSteam版は12月17日(金)に配信開始。エディタ機能の実装を主目的に、1年ほどの早期アクセス期間が設けられる。ゲーム中は日本語のインターフェースと字幕、各種ゲームパッドにも対応する。

ライター
1998年生まれ。静岡大学情報学部にてプログラマーの道を志すも、FPSゲーム「Overwatch」に熱中するあまり中途退学。少年期に「アーマード・コア」「ドラッグ オン ドラグーン」などから受けた刺激を忘れられず、プログラミング言語から日本語にシフト。自分の言葉で真実の愛を語るべく奮闘中。「おもしろき こともなき世を おもしろく」するコンピューターゲームの力を信じている。道端のスズメに恋をする乙女。

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