中国の動画共有サイトbilibiliは、ライブ配信の禁止ゲームタイトルをアップデートした。
禁止タイトルリストには『バイオハザード ヴィレッジ』、『Back 4 Blood』、『Visage』、『ライフ イズ ストレンジ トゥルー カラーズ』などが追加されている。
bilibiliはアニメ、映画、マンガ、ゲーム、ファッションなどをテーマにしている中国向けビデオ共有サイト。ニコニコ動画のように画面上にコメントを打てる点が特徴だ。
bilibiliは以前よりゲームのライブストリーミングの禁止タイトルを発表しており、『GTA』シリーズ、『The Elder Scrolls』シリーズ、『バトルフィールド』シリーズ、『レインボーシックスシージ』、『デッドスペース』、『龍が如く』シリーズ、『ダークソウル』シリーズ、『ドキドキ文芸部!』、『ウィッチャー3』、『Plague Inc.』、さらに「全年齢対象ではないすべてのギャルゲー」などを禁止している。
なお、上記の例を含めた禁止タイトルのリストの後には、文化部などの監督部門の意向があることを示した以下の文言も記載されていたが、今回はなぜかアップデートの後に記載されていない。
同時にbilibili liveは、文化部などの監督部門の要求に従って、ゲームのライブ配信の内容をチェックし、流血、暴力、ポルノなどの内容のゲーム実況放送を禁止、自己監査と自主規制を強化しつつ、プラットフォームのライブ配信の秩序を標準化してより良いオンライン文化環境を作っていきます。
リスト下部のタイトルが今回新しく追加された禁止タイトルで、具体的には『Visage』、『Back 4 Blood』、『バイオハザード ヴィレッジ』、『バイオハザード7』、『ライフ イズ ストレンジ トゥルー カラーズ』などが追加されたようだ。
タイトルのリストから暴力表現や性表現などを問題視していると考えられるが、詳しい禁止理由は明らかにされていない。日本の状況と比較して興味深いリストといえそうだ。