放送禁止ワードに「ピー」音をかぶせる検閲プロパガンダ放送シミュレーター『Not For Broadcast』の正式リリースが1月25日に決定

 パブリッシャーのtinyBuildは1月13日(木)、『Not For Broadcast』を現地時間の1月25日(火)に正式リリースすると発表した。

 本作はディストピアと化した80年代のイギリスが舞台となる、テレビショーの運営シミュレーションゲームだ。この世界では、テレビは政府のプロパガンダの道具となっており、政府の方針に反する発言や放送禁止ワードに「ピー」という自主規制音を入れるのがプレイヤーの仕事となる。

 各カメラの映像を切り替えて都合の悪い場面をカットしたり、コマーシャルを差し込んだり、出演者の良いリアクションを抜き出したりと忙しない。
 同時に、プレイヤーの取れるロールプレイの幅も広く、画面上部に表示されるゲージさえ保つことができれば、危ういワードや政府の発表と異なる真実を公共の電波に乗せることもできる。

 本作に使われている映像の大半は実写となっており、細かく作り込まれたそれらは見ているだけでも面白い。番組の間に準備をする出演者どこか安っぽいCMなど、テレビの裏方ならではの視点から独特の雰囲気を堪能できる点が魅力だ。

 しかし日本語への対応はなされておらず、流れていく映像の音声や字幕から的確に状況を判断する必要があるので、英語の聞き取りや読み取りのスキルが求められるという点ではハードルの高さを感じさせる。

(画像はSteam『Not For Broadcast』販売ページより)

 『Not For Broadcast』は現在、Steamにて早期アクセス版を配信中。製品版は1月25日(火)にPC(Steam、Epic Games Store、GOG.com)向けにリリースされ、新たなエピソードや複数のエンディング、さらにチャレンジやその報酬が追加されるとのことだ。

ライター
1998年生まれ。静岡大学情報学部にてプログラマーの道を志すも、FPSゲーム「Overwatch」に熱中するあまり中途退学。少年期に「アーマード・コア」「ドラッグ オン ドラグーン」などから受けた刺激を忘れられず、プログラミング言語から日本語にシフト。自分の言葉で真実の愛を語るべく奮闘中。「おもしろき こともなき世を おもしろく」するコンピューターゲームの力を信じている。道端のスズメに恋をする乙女。
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