ソニー・インタラクティブエンタテインメント(以下、SIE)が1月15日(土)に発売したアクションアドベンチャーゲーム『ゴッド・オブ・ウォー』のSteam版は好調な滑り出しを見せたようだ。Steamへ関連した情報を収集する外部のデータベースサービス「Steam DB」によると、本作を遊ぶ同時接続ユーザー数はリリースから24時間以内に6万人を突破。日本時間1月17日(月)午前0時には執筆時点で最大の同時接続ユーザー数となる約7万3000人を記録している。
なお、本作のPC版はEpic Gamesストアでも販売中だ。
SIEサンタモニカスタジオが開発する『ゴッド・オブ・ウォー』は、2018年4月にPS4用ソフトとして発売された作品である。本作ではギリシャ神話の神々と半神半人の戦士「クレイトス」による戦いが描かれた『ゴッド・オブ・ウォーIII』(2010)までの旧シリーズとは異なり、北欧神話の世界を舞台に、最愛の妻を亡くしたクレイトスと息子「アトレウス」による新たな冒険が描かれるものとなっている。
発売されたPC版では4K解像度や無制限フレームレート、ウルトラワイドモニターへの対応によって大幅にビジュアルが向上したほか、NVIDIA社によるAI画像処理テクノロジーや低遅延の技術もサポート。多様なコントローラーに関する操作設定のカスタマイズも可能だ。
PlayStation.BlogでPC版の発売日を発表した2021年10月には、PS4版の全世界における累計販売本数が1950万本を突破した記録も明らかとなったが、Steam版の勢いも負けていない。執筆時点でSteamストアページには9000件以上のユーザーレビューが投稿されており、うち97%のレビュワーが好評を示している。
PC版『ゴッド・オブ・ウォー』はSteamとEpic Gamesストアにて税込4900円で販売中だ。興味があれば、PC版の圧倒的なビジュアルで名作を楽しんでみるとよいだろう。