カーライフシミュレーター『グランツーリスモ7』のゲームプレイ映像と詳細が公開。車の魅力を伝える「GTカフェ」や“音楽を楽しむ”ゲームモードはシリーズ初登場

 ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、2月3日(木)朝に放送されたプレイステーションの公式番組「State of Play」にて、ポリフォニー・デジタルが開発する“カーライフシミュレーター”ゲーム『グランツーリスモ7』ゲームプレイ映像と詳細を公開した。本作は3月4日(金)の発売へ向けてPS5版、PS4版の予約を受付中だ。

 価格はいずれも税込でPS5版が8690円、 PS4版は7590円。PS5ダウンロード版にはPS4ダウンロード版が付属するほか、PS4版の購入者は税込1100円でPS5ダウンロード版へアップグレード可能だ。なお、本作のオンライン要素を楽しむためには、定額制サービス「PlayStation Plus」への加入が必要となる。

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シリーズファンにとっては久々の登場となるメニュー選択画面「ワールドマップ」

 『グランツーリスモ7』は、1997年に第1作を発売したドライビングシミュレーターゲームの最新作である。本作はシリーズ25周年を記念するタイトルでありつつ、自動車へ関する知識がまったくない人でも“車を動かす、所有する、改造する”喜びを知るきっかけとなるように制作されているという。発売時の作中では世界中で60を超える実在のブランドから400台以上を収録しており、長距離のドライブに適した「グランツーリスモ(GT)カー」だけでなく、一般的なコンパクトカーや舗装されていない道を走るオフロード車も所有できるようだ。

 シリーズクリエイターの山内一典氏は、番組に先駆けて実施されたメディア向けのQ&Aセッションにも登壇している。メディアから「400台以上ある車のサウンドはどうやって収録しているのか」との質問を受けた山内氏は、北米と欧州、英国に存在するレコーディングスタジオへ「実車を運び込んで収録している」との回答を述べていた。

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山内一典氏

 また、今作では、ゲームの基本的な要素や自動車の文化・歴史へ理解を深められる「GTカフェ」モードが初登場。はじめは最初から持っているクレジットでコンパクトカーを購入してメニューブックの形式で提供されるクエストを達成していくとカフェのマスターからメニューに関係した車の背景を聞けるほか、カフェの客として訪れた車のデザイナー本人が入手した車の解説を披露してくれるという。

 山内氏によると「車を知る」だけでなく“話す感覚”で車へ関わった人を知る要素も重要なポイントで、最新作における「車の魅力と文化を新しい世代へ伝える」意義が反映されたものとなっている。作中では3種類の自動車ディーラーを用意しており、2001年以降の新車を取り扱う「ブランド・セントラル」にはブランドの歴史をまとめたミュージアムも併設されているようだ。

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 一方、作品のメインとなるレースでは、架空のものを含む34以上のロケーションと96種以上のコースレイアウトを発売日から収録。さまざまなアクティビティやレースをコース別に用意しているほか、各地へ対応する過去の気象データを使って制作されているため、なかには雨が降るコースも存在する。

 今作では時間や天候の変化も物理的にシミュレートされており、コースの気温や路面の温度、摩擦係数へ影響を及ぼす。山内氏によると、天候についてはアメリカ航空宇宙局(NASA)の公開データも用いられており、惑星の位置や月の出・月の入りも忠実に再現されているという。

 お気に入りの車を見つけた人にとって、次に重要となるのはチューニングだ。作中では1台あたり平均60種以上のパーツを販売しており、一部の車種では内装・ボディの形状を変える改造メニューや車体の外部に取り付けるエアロパーツも収録。地味な部分ではあるが、洗車やオイル交換などのメンテナンス要素も走行時のコンディションへ影響する重要な要素のひとつとなっている。

 パーツ変更による性能の変化は「パフォーマンスポイント(PP)」で確認できる仕組みとなっている。従来のシリーズ作品では重量とパワーをはじめとする簡単な関係式で出力されていたが、今作ではバックグラウンドで物理エンジンを作動させて具体的な数値を算出するため、コンパクトカーをスポーツカー並みの水準へチューニングしても走行時の誤差は少ないようだ。

 さらに、今作ではシリーズファンから寄せられていた「音楽を楽しむ」ための要素も搭載しており、幅広い音楽ジャンルから75以上のアーティストによる300曲以上を収録。ゲーム内では“音楽を最後まで聴く”ことを目的とした新ゲームモード「ミュージックラリー」のほか、音楽へあわせたカメラワークを自動で生成する「ミュージックリプレイ」も楽しめるようだ。

 上記のほか、映像ではリプレイ・フォトや外見のカスタマイズを公開・共有できる「ショーケース」やさまざまなゲームモード、PS5の技術による表現、リアリティへのこだわりも紹介されている。

 山内氏へのQ&Aセッションでは、レース難度に関する質問へ「初級・中級・上級に別れているがシリーズファンは中級だと少し物足りなく感じるかもしれない」と回答している。また、シリーズ恒例のイースターエッグ(隠し要素)へ関する質問には「存在するがこの場で申し上げることはできない」と笑い交じりに述べていた。

 『グランツーリスモ7』は3月4日(金)に発売される予定だ。興味があればシリーズ公式サイトPlayStation Storeの販売ページもチェックしておくとよいだろう。

Gran Turismo 7 © 2022 Sony Interactive Entertainment Inc. Developed by Polyphony Digital Inc. “Polyphony Digital logo”, “Gran Turismo” and “GT” are registered trademarks of Sony Interactive Entertainment Inc. Manufacturers, cars, names, brands and associated imagery featured in this game in some cases include trademarks and/or copyrighted materials of their respective owners. Any depiction or recreation of real-world locations, entities, businesses, or organizations is not intended to be or imply any sponsorship or endorsement of this game by such party or parties. All rights reserved.

ライター
2019年11月加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。 コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『モンスターファームアドバンス2』『新・世界樹の迷宮2』など。
Twitter:@fuyunoyozakura
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