ソニーは日本時間2月9日(水)、PS5およびPS4のシステムソフトウェアに関するベータテストを同日より開始すると発表した。
PS5™およびPS4®のシステムソフトウェアベータプログラムを本日2月9日(水)開始!
— プレイステーション公式 (@PlayStation_jp) February 9, 2022
UIの改善、オープンパーティー機能、アクセシビリティ機能などを追加!
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今回発表されたテストは、パーティーにおけるボイスチャット機能の追加やUIの調整、アクセシビリティの強化などを含むもの。また、アメリカおよびイギリス向けにはPS5の音声入力の実装も試験的に行われる。
同テストは日本国内も実施対象となっており、参加者へ選ばれたユーザーには招待メールが送られる。なお今回の内容に関しては2022年後半には全世界へ向けた導入を目指しているが、正式リリース版には実装されない可能性や変更する場合もあるという。
パーティーにおけるボイスチャット機能は、作成するグループを公開または非公開の設定から選択できるようになる。非公開のグループへは直接フレンドに招待を送ることで参加を促すことが可能だ。また、PS5向けにはボイスチャットで発言中のユーザーアイコンの視認性強化、PS4向けにはボイスチャットにおける各ユーザーの音量調整の実装といった仕様改善もそれぞれ行われる。
またUIに関しては、ゲームジャンルごとのフィルター機能の追加やホーム画面、トロフィー、シェアスクリーンについてのアップデートが実施。アクセシビリティにおいてはヘッドフォンへのモノラル対応をはじめ、設定画面でのチェックボタンの表示、サポート言語が新たに6種加わるなどユーザー層の拡大に貢献するものとなる。
音声入力については今回は地域限定で英語のみの導入となるが、「Hey, PlayStation!」と呼びかけることで機能を立ち上げ、ゲームの検索からアプリ、設定画面の起動、メディアコントロールといった各種操作が可能となるという。いずれも利便性を向上させる優れた内容となっており、実装への期待が集まるところだ。