日本一ソフトウェアは2月10日(木)、2022年3月期の第3四半期(2021年4月~12月31日)における決算短信を公開した。
第3四半期の連結累計期間における同社の業績は、売上高45億1841万7000円(前年同期比30.7%増)、営業利益14億9139万円(前年同期比90.5%増)、経常利益15億3685万5000円(前年同期比104.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益10億3289万6000円(前年同期比107.0%増)と、前年比で大幅な増収・増益を成し遂げている。
ゲームをはじめとするエンターテインメント事業においては『探偵撲滅』や『わるい王様とりっぱな勇者』、『風雨来記4』など7つのパッケージタイトルと、5つのiOS、Android向けゲームアプリをリリースした。
くわえて、海外のインディーゲームを発掘して国内向けの移植、販売を手がけるプロジェクト「日本一Indie Spirits」として『メイデン アンド スペル』および『Darkwood』の2タイトルを発売した。
また国内で発売されたタイトルについて、北米や欧州、アジア地域に向けたローカライズと販売を実施。そのほか新規タイトルの開発や関連商品のライセンスアウト、カードゲームショップ「プリニークラブ」の運営なども継続してきている。
結果として同事業においては、売上高44億7781万6000円(前年同期比30.2%増)、営業利益18億1758万2000円(前年同期比62.6%増)となった。
エンターテインメント事業のほか、同社は学生支援を目的に岐阜県内で学生寮2件を運営しており、こちらは売上高4060万円(前年同期比108.7%増)、営業損失1416万8000円(前年同期営業損失2117万3000円)を記録した。
将来予測については、第4四半期の連結会計期間における商品の販売動向など、いまだ不確定な要素を含んでいるとして、2021年11月12日に公開された業績予想から変更はなし。2022年3月期の通期連結業績予想としては、売上高52億3400万円、営業利益14億7500万円、経常利益14億7400万円、親会社株主に帰属する当純利益は11億7200万円を見込む。
そのほか詳細については、日本一ソフトウェア公式サイトの「IR情報」ページも参照されたい。