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任天堂が、ニンテンドー3DSとWii Uの「ニンテンドーeショップ」の段階的なサービス終了することに関連して、バーチャルコンソールへの注目が集まっている。
「バーチャルコンソール」は、任天堂ハードやアーケードゲームなどの過去タイトルをダウンロードして遊ぶことができるサービス。
現在、バーチャルコンソールはニンテンドー3DS、Wii U向けにサービスが配信中だが、
ニンテンドー3DS、Wii Uの「ニンテンドーeショップ」のゲームや追加コンテンツの購入が2023年3月下旬に終了するため、同時にバーチャルコンソールも利用できなくなる見込みだ。
特に注目を集めているのがWii Uのバーチャルコンソールだ。ラインナップの豊富さと、HDMI接続で高画質かつ大画面で出力できること、さらに買い切り型であることが魅力となっている。
Wii Uは、ファミコン、スーパーファミコン、NINTENDO64、PCエンジン、MSX、ゲームボーイアドバンス、ニンテンドーDSの一部タイトルを配信中だ。またさらに『スーパーマリオギャラクシー』、『毛糸のカービィ』などWiiのタイトルの一部がダウンロード版としても購入が可能だ。
こうしたWii Uの互換性の高さが魅力となっているため、SNSなどでは「Wii Uで買うべきタイトル」を挙げる人が多く出ている。
筆頭に挙げられるのは、パッケージ版も比較的高値を維持している人気タイトルで、『MOTHER3』、『F-ZERO CLIMAX』、『ファイアーエムブレム トラキア776』などだ。
またスーパーファミコンの書き換えサービス「ニンテンドウパワー」のタイトルで、パッケージ版として発売されずに、Wii Uで配信されているタイトルは総じて希少性が高く、『スーパーパンチアウト!!』、『はじまりの森』、『メタルスレイダーグローリー ディレクターズカット』、『スーパーファミコンウォーズ』、『ファミコン探偵倶楽部PartII うしろに立つ少女』などが挙げられる。
ほかにも通信機能を使う仕様がローカル化されているタイトルがあり、『ロックマンエグゼ』シリーズや、『ファイアーエムブレム 新・暗黒竜と光の剣』、『おいでよ どうぶつの森』、『メダロットG カブトバージョン』などがある。
バーチャルコンソールの中には、もしかするとNintendo Switch Onlineとして後日、配信されるタイトルがあるかもしれないが、好きなシリーズやジャンルの名作といわれているタイトルについては念のため購入を検討してみてもよさそうだ。